阿蘇のなかブログ

そろそろ種まいてもよさそうな感じなので、種まき作業を行うことにしました。

 

 

「”そろそろ種まいてもよさそうな感じ”って適当すぎじゃない?ええ?店長さんよぉ」っと勘ぐっちゃうアナタ!説明しましょう!

 

あんですな、説明しますとですな、水に長時間浸しておくことにより種籾は目覚めるんですけど、一定の積算温度を過ぎますと種籾にある変化が起こるんですな。

 

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左が普通の籾で、右が積算温度100℃経過後の種籾です。

なんか右上からプクッと出てますでしょ。

これがつまり発芽なんですね。

 

このプクッが出てきたらもう蒔いても大丈夫な時期です。

生産者によってはこのプクッを確認する前に蒔く人もいます。

 

あんまり蒔く時期が遅くなるとこのプクッが伸びすぎて、種まきの時に機械に引っかかったりします。

 

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種籾は軽く乾燥させときます。

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そしたら種まき機に籾を入れて、あとはスイッチオン!

自動で一定量の種籾を苗箱に入れていってくれます。

 

去年はオール手作業で行ったこの種まき作業。

今年は西田正志さんからお借りしてきたこの種まき機のおかげで楽ちんです。

 

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種をまいた苗箱はこんな感じ。

筋播きの薄まき(60g/箱)です。

 

あとはこの上から土を被せる作業(覆土)をしたら種まきは終了!

温湯消毒を終えた種籾は水に浸して発芽を促します。

 

大体積算温度が100℃くらいで種籾は発芽を始めますが、阿蘇はまだ寒いのでなかなか100℃に達しにくいんです。

 

けどハウスに入れたりお湯入れたりするのも面倒くさいので、店長は寒空の下で何日も放っておきます。

 

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この種籾を浸しておく水。

別に水道水でも問題ないんですが、南阿蘇の農家はだいたい湧き水使ってますし、五嶋義行さんなんかも自宅の敷地内から湧き出る水を浸かっておりますので、アソノナカだけ水道水使ったら何か負けてる気がする!ってことで、一応湧き水を汲みに行っております。

 

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場所は阿蘇市役犬原にある「阿蘇やくいん原湧水群」。

水が美味しいので、水を汲みにくる人も多い水源です。

 

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水を入れ終えたら、これを車に積まなきゃいけないんですよね。めっちゃ重いんですよね。

 

 

 

さて、この「阿蘇やくいん原湧水群」ですが、ここには妙なオブジェがあるんです。

 

それがこいつら

 

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なんでしょうね、この三人組。一人ずつ見ていきましょうか。

 

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まずはマーライオン

 

マーライオンといえばシンガポールなんですが、なんで阿蘇にいるんでしょう。

それに、なんで水を吐いていないんでしょう。

 

本人も何故なのか分かっていないような表情をしています。

 

 

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お隣にはメスと思われるカッパの姿が。

 

恥ずかしそうに股間を隠していますが、おっぱいは全開なわけで、カッパの羞耻心の基準が分かりませんね。

 

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こいつに至っては、恥ずかしそうどころか、むしろ見せつけてやがります。

なんでちゃっかりニギッてるんでしょうね。もう犯罪ですよ。

 

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というわけで、阿蘇のなかが作るお米の種籾はこんなところの水に浸しているのでした。

 

 

今日は種籾の温湯消毒。

 

当店は今年「ササニシキ」と「コシヒカリ」と「ヒノヒカリ」を作る予定なのですが、このうちササニシキとコシヒカリは早生(わせ)、つまり植える時期がちょっと早めの品種なんですね。

 

コシヒカリの種籾は宇都宮さんに貰うので、今日はササニシキのみ温湯消毒します。

 

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【温湯消毒とは】

温湯消毒とは、お米の種籾をお湯につけて種内の菌を消毒する消毒方法。

乾燥した種籾を60度のお湯にきっちり10分間(もち米は8分間)浸すと、それだけで苗の病気などを予防できるのです。

多くの農家は消毒剤を使用して種籾を消毒しておりますが、無農薬栽培のお米は消毒剤を使用しませんので、主にこの温湯消毒を行なっております。

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南阿蘇の喜多ライスセンターには共同で購入した温湯消毒用の機械がありますので店長は毎年これを1回¥300円でお借りしているのです。

おかげで自宅の風呂でやらずに済みます。

 

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これが温湯消毒用の機械、その名も「湯芽工房(ゆめこうぼう)」です。

なんて素晴らしいネーミング。3秒くらいで考えたんでしょうね。

 

 

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今日はコシヒカリを作る北野鉄矢さんと長野訓之さんも一緒に消毒。

 

当店のササニシキも全部お二人にやってもらいました。

店長は写真を撮っているだけという!

 

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ブザーが鳴ったら10分経った合図。

そしたらすぐに・・・

 

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冷水に浸します。

こうしないと中が熱くなりすぎて発芽率が低下するんだとか。

 

しばらく冷やしたら消毒終了です。

 

 

温湯消毒を終えた種籾は水を入れたバケツに浸けて発芽を促すことになるのですが、ちなみに長野さんはどうしているのかといいますと・・・

 

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Oh!!水源から流れる新鮮な湧き水に浸けっぱなし!

水が豊富な南阿蘇だからできる芸当ですね。うらやましい。

 

いよいよ始まりました、26年度の米作り。

 

当社は米しか作らない農業生産法人である上に、冬の耕起作業などは一切行わないので、農作業は昨年の11月以来、約4ヶ月ぶりなんですよ。

 

ですので

「え・・・?米作り・・・?ああ、もうそんな季節かい。時が経つのは早いねぇ。地球は確かに回ってるのねぇ。それで・・・えっと・・・何しなきゃいけないんだっけ、米作りって」

ってな感じで、すっかり頭も体も鈍ってしまっているんですね。

 

 

さてさて、まずは・・・そうだ!土だ!!

 

 

というわけで、苗箱に入れる土の購入です。

 

去年までは南阿蘇まで買いに行ってたんですが、今年は西田さんから教えてもらった近所の土屋さんで購入。

 

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育苗に使用するこの土は、山の中から採ってきた「赤土」です。

赤土には苗に悪さをする菌がなく、また、草の種なども入っていないので苗作りには打ってつけなのです。

ですので育てようと思えばその辺の土でも育つらしいですよ。

 

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今年もやるぜーーー!!

  • 2014.3.17

    米作り

  • 米販売に関する没ネタ

当社が作った「25年度産 阿蘇のなかの自然栽培ヒノヒカリ」ですが、ありがたいことに2月に完売となりました。
ご購入いただきましたお客様、本当にありがとうございました。

 

さて、完売となったことでちょっと困ったことが起きました。

 

実はこの「阿蘇のなかの自然栽培ヒノヒカリ」の販売に関してある企画を考えており、4月になったら始動させようと思っておりましたが、早々に完売となりましたのでその計画が頓挫してしまったのです。

 

 

しかしこの企画を世に出さないのはもったいない!

 

というわけで、ブログで公開することにしました。

 

 

 

 

その名も「阿蘇の谷のヒノヒカリ」。

 

 

阿蘇の谷のヒノヒカリ

 

 

 

〜そうじゃのう・・・。

何から話せばいいのやら・・・。

 

 

・・・いいかお前たち、話す前に言っておくぞ。

これは全て真実の話じゃ・・・。

 

 

・・・ある朝。

ワシはいつものように田んぼ横の農道を散歩しておった。

 

散歩

 

ふと田んぼを見ると、もう稲刈りを待つだけとなった黄金色に染まった稲の中に、青い服を着た人が立っているのに気がついたのじゃ。

 

なんだあれは

 

 

青い服の人

 

 

その青い服を着た人を見た瞬間、ワシははっきりと思い出したのじゃ!

 

 

ワシが小さい頃・・・大婆様が繰り返し聞かせてくれたあの言葉・・・・!

 

そう・・・この地に古くから伝わる言い伝えじゃ・・・!

 

 

青き衣の者

 

 

「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。
失われし大地との絆を結び、ついに人々を清浄の地に導かん。」

 

 

予言の人

 

 

農薬や化学肥料の使用によって大地が荒れ果てた時、青き衣を纏った救世主がどこからか現れ、やがてこの地を清浄な地へと導くという予言じゃ・・・・!

 

 

ワシは確信した・・・!

ついに救世主がこの阿蘇に現れたのだと・・・・!!

 

 

稲の声を聞いているぞこいつ 

 

な・・・なんといういたわり友愛じゃ・・・!

ヒノヒカリ心を開いておる・・・!

 

おお・・・しまいにゃヒノヒカリの声を聞いていおるぞコイツ・・・!

 

 

その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし・・・

 

 

 

念力で稲を刈る

 

 

古き言い伝えはまことであった・・・!

 

 

 

ラン ランララランランラン ラン ランラララン

ランラン ララララランランラン ララララランランラン・・・

 

 

 

 

終わり