阿蘇のなかブログ

年末。

今年も年賀状の季節がやってきました。

 

 

いろいろあって会社としての年賀状は今年から出さないことに決めた(疎遠になっている生産者はいないので、年末の忙しい時期に大して読まれもしない年賀状を作るより年明けに会った時に直接“あけましておめでとうございます”と言ったほうがよっぽどいいと判断)のですが、やはり自分ちと甥っ子たちの年賀状は作らなきゃいけません。

 

 

でもどうせ作るんなら凝ったデザインの年賀状を作りたいな、ということでまずは素材となるうちの2人の息子と3人の甥っ子の写真を撮ることにしました。

 

 

バッチシ撮るためにレンタル撮影スタジオを借りようかと思ったのですが、どこもいっぱいだったり時間が合わなかったり電話に出なかったりで借りれません。

 

 

うーん、参ったぞ。

でもそこらで適当に撮った写真は使いたくないし・・・。

 

 

よし、これは家で簡易スタジオを作って撮影だ!!

 

 

 

 

まずは部屋の片付け。

 



 

 

んで床にコピー用紙を敷きまくる。

これで撮影照明がなくても多少は明るくなるはず!

 

 

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試しに撮ってみる。

暗いけど、フラッシュとISO上げ上げでなんとかいけそうだ。

 

 

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つーわけで撮影開始。

まずはうちの2番目。まだ一人で座れないのでバンボに座らせて撮影です。

 

 

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やっぱ暗いな!

Photoshop先生で編集しまくるしかないぜ。

 

次に上の小僧。

 

 

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変な顔しかしないなコイツは。もうこれで良し。

 

次は甥っ子たち。

 

 

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よし、撮影終了だ!!

 

 

次に写真の人物だけ切り抜いていきます。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.26.23

写真をPhotoshopで開く。

撮影照明もなし、フラッシュもカメラのものだけなので背景が飛んでいませんね。

頑張って切り抜いていきます。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.27.09

 

真っ白なレイヤーを一枚作って下に置き、明るさや白色の色みを変更して背景をなるべく白に近づける。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.28.02

 

人物の回りをどんどん消していく。

大体消せた。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.29.04

 

影などの部分はどうせちっちゃくなるので粗めに囲って削除していく。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.29.56

明るさ調整だけでは白くなりきれなかった部分もどんどん削除。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.31.51

次に画像をやや暗めにする。

そうすると左右の袖の部分まで白飛びしてしまっているのが分かるので、そこだけ囲って削除する。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.33.20

その後さらに暗くすると人物は黒、白い部分はグレーになるのでグレーだけ自動選択ツールで選んで削除。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.33.50

するとこんな感じに人物だけになるのでさらに暗くしてシルエットを作る。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.34.42

完全に人物だけ真っ黒になるので自動選択ツールで黒だけを選択したままヒストリーブラシを使い人物だけ元に戻していく。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.35.09

こんな感じで人物だけ戻っていく。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.35.34

これで人物だけ切り抜き完成。

 

ちなみにちゃんと撮影スタジオで撮影すれば背景は綺麗に白飛びするので切り抜き作業は10秒あれば終わる。

 

スクリーンショット 2015-01-06 18.13.35

 

上が以前スタジオで撮影した写真。

背景は完全に白いが人物は全く白飛びがない。光源も自然。

 

あとはちょっと白を調整して選択して削除するだけ。

このままでも十分使えるので全く編集する必要すらない。

 

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.39.30

さて、年賀状作りに戻る。

 

上のような「顔はいいけどポーズがゆがんでいる」写真は

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.38.58

こういう「ポーズはいいけど顔が変」な写真と

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.39.45

合成する。

撮影時にとにかく何枚も撮っておくと合成素材が増えて吉。

 

スクリーンショット 2015-01-06 18.24.14

よく見るとこいつだけカーテン閉めて撮影したせいで向かって右から光が当っておらず、上の照明とカメラのフラッシュだけが光源となっているので他の写真と比べて不自然。

 

そのため大まかに選択して選択範囲をぼかし、明るさを上げたり下げたりして人為的に光源を作り出す。

 

スクリーンショット 2015-01-06 18.24.16

こんな感じに。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.41.54

 

3人とも切り抜き完成。

でもちゃんとした照明で撮っていないので3人とも色加減や光源がやっぱりバラバラ。

カラーじゃちょっと辛い。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.42.56

 

発想の転換だ。モノクロでいいや。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.43.13

 

人物ごとに明るさを調整して統一感を出す。

人物だけじゃ寂しいので羊さんを追加。

 

 

統一感は出たけどめでたい年賀状には渋すぎる。

 

そこで落書きすることにした。

 

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.43.32

クレヨン調のブラシで落書き。

 

なんとなくミニーちゃん。

足が寒そうなのでムートンブーツを履かせる。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.43.41

こいつは小1なので仮面ライダーとか好きに違いない。

というわけで変身させる。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.43.46

落書きの難しい和装。

兜を被せて刀を持たせる。

 

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なんかあんまりモフモフしてなくて羊と分かりづらいので角を描く。

寒そうなのでマフラーを追加。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.44.02

こんな感じになった。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.44.32

あとは申し訳程度にHappy New Yearの文字と名前を追加。

フォントは落書きに合わせてクレヨン風フォント。

 

スクリーンショット 2015-01-06 17.44.53

うちの小僧どもは割りと色合いがいい感じだったのでカラーのまま落書き。

 

上の小僧はジバニャンに変身、下の小僧はどうしたらいいのか分からなかったので風船とダッフィーを持たせる。今考えると羊に変身させればよかったかも。

 

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甥っ子たちの年賀状はなんか緑が足りなかったので羊のマフラーと文字を緑に変更して印刷。

 

 

うーん、こうして完成品を見てみるとセンス抜群ですな。

自分で言うのもなんなんですど。

 

 

作業時間は4時間くらい。

多分これまで触れたことのないPhotoshopの機能を使い果たせればもっと効率よく作業できるはずだ。

今年は我流オンリーで使っているPhotoshopとIllustratorを改めて勉強しよう。

 

新年あけましておめでとうございます。

今年も阿蘇のなかストアをよろしくお願いいたします。

 

 

というわけでKindle買いました


 

これで夜、布団のなかで読書が楽しめるようになったわけです。

 

店長が買った「Kindle paperwhite」は、e-ink スクリーンという本物のインクを使用したをディスプレイ技術を採用しておりまして、これがとにかく目にやさしい。

 

iPadなんかのタブレットPCは、要はパソコンを至近距離で見てるようなもんなんで読書に適しているとは言い難いのですが、このKindle paperwhiteは前述の通り本物のインクを使用しておりますので、普通の本を読むのと同じように電子書籍を楽しむことができます。

 

店長は商品説明文を書いたりブログを書いたりしますので、文章力の低下を防ぐため常日頃よりプロの作家の文章に触れておく必要があるのですが、そうはいってもなかなか読書する時間が取れません。

 

しかしこれからはKindle先生の布団内夜間授業が始まりますからね。

今年のお米の商品説明文は川端康成レベルになりますよ、これは。

 

 

 

ところで、Kindleストアには無料で読める本も結構あります。

 

その中には、近年話題になった「蟹工船」や、夏目漱石の「坊っちゃん」 、他芥川竜之介や宮沢賢治の作品などの著名な本も数多くあります。

 

そこで店長は、まずは本を購入する前に「読んだことない名作を読みあさろう」と思い立ち、現在、太宰治の人間失格を読んでおります。

 

まださわりの部分しか読んでいないのですが、不味いですね、このままだと今年の米の商品説明ページはとても暗いものになりそうです。

次に読むのは同じく無料だった「ドグラ・マグラ」を予定しているのですが、このままだと店長は2月にはすっかり気が狂っている可能性があります。

 

 

人は時に、出会うべくして出会う「運命のアイテム」を手に入れることがあります。

 

そんなアイテムも、店長はいくつかあるんですが、その一つにメガネのフレームがあります。

 

メガネ

 

フランスのアイウェアブランド「Eye’DC」のメガネフレーム。

確か2007年くらいに買ったような記憶があるので、もう6年も使用していることになります。

当時、別にメガネを買うつもりじゃなかったのに、ふら〜っと立ち寄ったメガネ屋さんでこいつを見つけて試着したところ「なんだこりゃああかっちょいいい」ってな感じで即購入を決断しました。

薄型レンズ込みで総額6万円くらいしましたが、迷いはありませんでした。

 

 

 

現在、メガネのフレームは5本くらい持ってるのですが、これしか使ってません。

 

 

自分の顔と眉毛の角度などのフィッティングが実にグッドであり、もう店長の顔のデザインの一部と化しております。

横からレンズが飛び出ているデザインも、今でこそありふれておりますが、当時は画期的でした。

2トーンカラーの切り替え場所も色も最高です。メガネに深い青と濃い茶色の2トーンなんてどんなセンスしてたら思いつくんでしょうね。天才です。

 

 

昨年、傷だらけになったレンズを交換し、レンズは新品になりました。

フレームは廃盤なので壊れたらオシマイなんですが、できれば一生使っていきたいですね。

恐らくこんなに自分にあるメガネフレームはそうはないと思いますので。

 

 

 

店長は貧乏なくせに買い物の際、基本的に「高くても質が良いもの」を購入するようにしております。

 

質が良いものはたとえ購入時にお金がかかっても、結果長く使えることが多いですし、何よりその高い質をもったアイテムに触れることは自分のその後の人生の大きな影響を与えると思うのです。

しかも、メガネなどの常に使用するアイテムであれば、その影響は持続的していきます。

 

過去、レンズ込みで5000円くらいのメガネフレームはこれまで何本か購入しましたが、愛着のわくフレームとなるには至らず、結局、毎度このお気に入りのメガネに戻ってきたことを考えると、まさに「安物買いの銭失い」とはこのことで、どんなに散財したところで最終的には質の良いアイテムしか手元に残らないのです。

 

 

 

「阿蘇のなかストア」で販売している商品も、一般の商品に比べて値段は高いものばかりです。

しかし「高くても質の良いもの」を選んでくださるお客様によって、当店並びに当店の商品の生産者は支えられております。

 

 

 

だからこそ、自分自身、「いいものを選び、それを作っている人を支える」人間でありたいと強く感じます。

いるかを見たり

イルカ

 

亀の甲羅を叩いたり

ドラミング

市場に行って朝から海鮮丼を食べたり

市場

水鉄砲で遊んだり

水遊びしたり

川の流れに身を任せたり

川の流れに身を任せ

 

どうも!

忙しすぎてブログを更新するヒマがない店長です。

 

 

最近あるプロジェクトを行なってましてね。

そのせいで忙しかったのですが、なんとか目処がつきました。

 

そのプロジェクト、来週くらいには発表できると思います。

まぁたいしたことじゃないんですけど。

 

 

さて。先日グランメッセ熊本に鯉のぼりを見に行って来ました。

 

見に行ったというよりも、通りかかったらやたら鯉のぼりが泳いでたんで急いで寄ってみたんですけどね。

 

鯉のぼり

 

初めて見る大量の鯉のぼりに、息子も大興奮。

 

よし、ここは息子のために・・・

 

鯉のぼりを捕まえた父ちゃん

 

「おーい!鯉のぼり捕まえたぞー!うぉっ、まだ生きてるぞ!!」

 

父ちゃんはすごいぜ

 

「わーい!すげぇや父ちゃん!!」

 

 

息子もとっても喜んでくれたようで、パパ、嬉しいです。

 

と思っていたら休憩中・・・

 

 

この顔

 

「・・・ふぅ、子どもみたいなオヤジに付き合うのも疲れる・・・」

 

ラッパーかお前は

「YO!」

 

ラッパーかお前は。もちっと子どもらしい顔してくれませんかね。