2013.10.29
高くても質が良いもの
人は時に、出会うべくして出会う「運命のアイテム」を手に入れることがあります。
そんなアイテムも、店長はいくつかあるんですが、その一つにメガネのフレームがあります。
フランスのアイウェアブランド「Eye’DC」のメガネフレーム。
確か2007年くらいに買ったような記憶があるので、もう6年も使用していることになります。
当時、別にメガネを買うつもりじゃなかったのに、ふら〜っと立ち寄ったメガネ屋さんでこいつを見つけて試着したところ「なんだこりゃああかっちょいいい」ってな感じで即購入を決断しました。
薄型レンズ込みで総額6万円くらいしましたが、迷いはありませんでした。
現在、メガネのフレームは5本くらい持ってるのですが、これしか使ってません。
自分の顔と眉毛の角度などのフィッティングが実にグッドであり、もう店長の顔のデザインの一部と化しております。
横からレンズが飛び出ているデザインも、今でこそありふれておりますが、当時は画期的でした。
2トーンカラーの切り替え場所も色も最高です。メガネに深い青と濃い茶色の2トーンなんてどんなセンスしてたら思いつくんでしょうね。天才です。
昨年、傷だらけになったレンズを交換し、レンズは新品になりました。
フレームは廃盤なので壊れたらオシマイなんですが、できれば一生使っていきたいですね。
恐らくこんなに自分にあるメガネフレームはそうはないと思いますので。
店長は貧乏なくせに買い物の際、基本的に「高くても質が良いもの」を購入するようにしております。
質が良いものはたとえ購入時にお金がかかっても、結果長く使えることが多いですし、何よりその高い質をもったアイテムに触れることは自分のその後の人生の大きな影響を与えると思うのです。
しかも、メガネなどの常に使用するアイテムであれば、その影響は持続的していきます。
過去、レンズ込みで5000円くらいのメガネフレームはこれまで何本か購入しましたが、愛着のわくフレームとなるには至らず、結局、毎度このお気に入りのメガネに戻ってきたことを考えると、まさに「安物買いの銭失い」とはこのことで、どんなに散財したところで最終的には質の良いアイテムしか手元に残らないのです。
「阿蘇のなかストア」で販売している商品も、一般の商品に比べて値段は高いものばかりです。
しかし「高くても質の良いもの」を選んでくださるお客様によって、当店並びに当店の商品の生産者は支えられております。
だからこそ、自分自身、「いいものを選び、それを作っている人を支える」人間でありたいと強く感じます。