阿蘇のなかブログ

というわけで、壊れたので修理に出した高級レンズ。

 

高額な修理費にも関わらず修理を決意した理由として、「安いレンズでお茶を濁す訳にはいかない」なんて言ってましたが、そもそもレンズがないと写真が撮れないため、取り敢えず安いレンズでお茶を濁すことにしました

 

購入したのは「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」。

レンズ

 

お値段、2万円也。

 

「店長、アンタ、確かに安いレンズでお茶を濁すとは言ったけど、それはお茶を濁し過ぎじゃない?濁し過ぎてコーヒーになってない?」

 

ちょ、ちょっと待って!

確かに以前のレンズとは値段が一桁違いますけれど、このレンズは値段の割にとっても良いレンズなんですよ奥さん!

 

このレンズは「単焦点レンズ」と言いまして、自由に拡大縮小して撮影できる便利なズームレンズとは違い、画角が固定されているためにアップで撮りたけりゃ自分で近づいて、離れて撮りたけりゃ自分で離れなきゃいけないという不便さはあるものの、複雑なズーム機構を搭載していない分、とても画質がよいのが特徴なレンズ。

 

このレンズも2万円というレンズでは最も安価な部類であるものの、その画質には定評があるレンズです。

 

 

というわけでさっそくうちのボーイで試し撮りだ!!

 

へいボーイ

 

やってきました阿蘇ミルク牧場

大人300円、4才以下は入場無料と良心的な価格設定のため、お父さん大助かりです。

 

ひつじ

 

このレンズの特徴は安いわりにはクッキリとした解像感に優れ、なによりボケが美しいという点にあります。

 

ポニー

 

もう一つの大きな特徴として「F値の低さ」があります。

このレンズはF1.8というF値なんですけど、この数値が低ければ低いほどレンズに光を多く取り込むことができ、暗いところで写真を撮りやすかったり、動く物を速いシャッタースピードでもってブレることなく撮れやすかったり、といった利点が生まれます。

 

もーもー

 

反面、F値を小さく設定すると、ピント合わせが非常にシビアで、「顔をアップで撮ったら鼻にピントが合って目がぼやけてる」といった失敗も生まれます。

 

こたちゃん

 

扱いは難しいですが、バシッと決まった時には高級レンズをも凌駕する写真を撮影できる単焦点レンズ。

 

なにが素晴らしいって、壊しても精神ダメージが少ないのがいいですよね。

 

 

 

というわけで普段はこのレンズをつけておいて、ここぞというときに高級レンズ使おうと思います。

 

先日の洪水により、床下10cmほど浸水した実家の小屋。

 

浸水した小屋全然片付けてなかったので、元々酷い有様だったんですが、

それに輪をかけてえらいことになってます。

 

ただ片付けるだけではもったいないので、完璧に清掃した後大改造を施し、

冷房完備の米の貯蔵庫へとビフォーアフターすることにしました。

 

片付けるだけで2週間くらいかかりそう。どうなることやら。

手伝う気のないフェムちん「オレは手伝わないワンよ?」とでも言いたげに、店長から目をそらすフェムちん。

犬の手でも借りたいとこなんですが。

阿蘇を襲った今回の水害、当店の田んぼはそれほど被害はなかったのですが、

排水口部分がミニ土砂崩れを起こしていたので土のうを積んで応急処置してきました。

 

その帰りに撮った写真。

ゴミの山

現在、水害による瓦礫やゴミは、阿蘇市農村公園「あぴか」の駐車場に集められております。写真に写っているゴミはほんの一部であり、しかもまだまだ増えそうです。

 

うーん、このゴミどう処理するんだろう。

 

  • 2012.7.13

    その他

  • 今日の作業は終了

堤防の補修

延々12時間、重さ1トンの土嚢袋をひたすら作っては積み上げました。

これで当店が水浸しになることはないはず。

 

話は随分変わりますが、今回の修復作業を行ったことで、改めて「日本は先進国である」ということを再認識いたしました。

 

今回堤防が大きく決壊したわけですが、その瞬間から地区内放送で修復作業を行うことを呼びかけ、そこらじゅうからショベルカーやトラックなどの重機が集まり、そしてそれらを操る熟練したオペーレーターを中心に、10人程度の人数ですごい勢いで堤防を修復していくんですから。

 

ここは建設会社のひしめく都市部などではなく、世帯数も数十程度のド田舎の地区ですよ?

 

こんな国はそうはないはずです。