阿蘇のなかブログ

いつのまにやら今年も残すところあと2日。

 

 

というわけで、今年の反省だ!!

 

 

【その1・田んぼをもうちょっと頑張ればよかった】

宿敵雑草であるコナギくんに随分やられて収量が少なかった当店のお米ですが、今振り返ると、もうちょっと除草頑張ればよかったなぁ、と後悔しております。

いえ、正確には抑草ですね。もっといろいろトライするべきでした。

 

面積もそうです。

今年は1haほど栽培したんですが、3haくらいは余裕でやれたな、と。

 

米作りって1年にたった1回しかできないんですよ。

なので、やり残したことがあってもトライできるのは次の年度なわけです。長いし、遅い。

だからやれることは全部その年の米作りで行わなければ。

 

今年は最低5ha作るぞ!!

 

【その2・動画撮ればよかった】

「阿蘇のなかの自然栽培コシヒカリ」の田植えと籾摺り際、一眼レフカメラで動画を撮り、編集してyoutubeにアップして、んでもって商品ページに設置してあるんですが、やっぱり動画はいいですね。写真とは訴えるイメージがまるで違います。

 

ネットって、本とテレビのいいとこ取りなメディアなんですよ。

本みたいに文章も書けるし写真も載せることができる。その上テレビのような動画も設置できる。

しかし現在のところネットショップは写真と文章がメインで、動画はほとんど活用されていない。

まれに設置してある場合でも、現在の当店のように申し訳程度に動画を撮影してアップしてあるものばかり。

 

これは勿体無い。

 

米作りであれば籾の温湯消毒から、田植え、除草、草刈りに稲刈り、籾摺りまで全部動画で撮って編集して全ての生産者の米ページにアップしたいですね。

大変ですが、実行できたら最強の米販売サイトに一歩近づきますね。

 

 

【その3・もっと探せばよかった】

今年の阿蘇のなかの商品は現状維持的な感じでして、新たな生産者や商品が少なかったです。

阿蘇には「良いもの」を作っている生産者はまだまだまだまだ存在するはずですので、そういった方たちを探せばなりません。

 

 

【その4・もっとイジればよかった】

今年大規模なリニューアルを果たした当店のサイトですが、もっと改善すべきところがたくさんあるんですよね〜。

もっと時間があればいろいろやれるんですが、かと言って今でも一日12時間はパソコンの前にいるわけで、これ以上作業時間を増やすということは寿命を削って働くということで、いやいや勘弁してけれ、阿蘇の大自然に囲まれてこれ以上パソコンいじるのは嫌ですバイ、という本音もチラリとのぞかせたりする、今日この頃です!

 

 

【その5・もっと本読めばよかった】

貧乏なんで本は大抵図書館で借りるんですが、なかなか読む時間がないんですよね。

人間一人でできることなんてほんの僅かですので、それ以上の部分は先人や有識者や同業者などの知恵や体験に頼ることによって、人は一人以上の力を発揮できるわけなんですけれども、その知恵や体験に触れる時間がないと言いますか、いや、よく考えればyoutubeでランボルギーニの動画とか見てる時間を読書に回せばいいんじゃないか、いや、それは息抜きなんで必要だ、ならば夜布団に入ってiPhoneでネットしてる時間を読書に回せばいいじゃないか、いや、それだと電子書籍リーダーが必要じゃないかそんな金どこにあるんだ、いや、Kindle Whiteは一万円でお釣りがくるぜしかも目に優しいインク式端末だ、いや、でもコンテンツ代は別途必要じゃないか図書館で借りればタダだぜ、いや、タダでも読まなきゃ意味ないじゃないか、それもそうだよねんじゃKindle買おうかね、というわけで正月休み中にKindle買おうと思います。

 

 

 

 

というわけで来年の豊富としまして「Kindle買って布団の中で本を読もう」ということで本年の店長ブログを締めくくりとさせていただきたく存じます。

 

iPadは持ってるんですけど、あれで夜真っ暗の中で本なんで読んでたら目が潰れますかんね。

 

 

 

そんなこんなで今年も「阿蘇のなかストア」をご愛願賜りまして誠にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

店長は稲刈り後くらいから今まで何をしていたのか記憶がないのですが、恐らくなんか頑張ってたんでしょう、気がついたらもう年末です。

 

 

年末年始といえば餅なんですが、今年も北野悦之さんのもち米を使って白餅を作りました。

 

今年は餅にも都会のモダンなスタイルを取り入れようってことで、従来の丸餅ではなく、関東風の切り餅にしてみました。

 

切り餅

 

まぁ、どこが都会的だって話ですね。

 

玄米餅も、緑玄米餅から3種類の古代米を使った古代玄米餅にパワーアップ。

 

古代玄米餅

 

美味しいし、腹持ちもいいし、なによりとても栄養があるという、最強の餅!!

店長の昼飯は当分、古代玄米餅になりそうです。

 

 

 

 

 

 

と、ここらで「あらやだ、よく見るとブログリニューアルしてるじゃない」とお気づきになったかと思います。

そう!「やっぱサイドバーがあるほうが使いやすいかなぁ」なんて突然思いつき、全然ブログを書きゃしないのにちょっとリニューアルするという謎の行動を起こしてしまいました。

 

 

本当は店長だってブログをたくさん書きたいんです。

しかし基本的に一日10時間くらいパソコンの前にいるわけで、一体何を書けばいいんだい、えぇ、お前さんようこんちくしょうのべらぼうめ、って話なんですよ。

無理やり書いたところで、「今日のキーボードの調子」とかしか書くことないですよ。

 

 

「ちなみに今日のキーボードの調子はどう?」ですって?

うーん、叩くと文字が打てますね。

 

 

というわけで!

来年から「フォトブログ」を新設したいと思います。

 

フォトブログとはその名の通り、写真が中心のブログ。

 

その日あった出来事を写真で残していくので、特に文章を書く必要がなく、とってもお手軽に更新できます。

写真もスマフォでパシャっと撮ってアップロードできるので外出先からも行えます。

これを365日更新していくことで、阿蘇のなかストアが毎日なにやってるかが垣間見えると思います。

 

 

多分365日のうち200日くらいはキーボードの画像になりそうな気がしますが、そこは頑張って、たまにはマウスの画像も載せたいと思います!

 

  • 2013.12.5

    取材

  • 酒造の見学

無農薬・無化学肥料栽培で酒米・山田錦を作る生産会である「喜多いきいきくらぶ」が阿蘇郡高森町の酒造メーカーに見学に行くということを聞きつけた店長。

 

全然関係ないのに、しれっと見学会に参加してきました。

 

高森駅

 

やってきたのは高森駅。

 

高森町は、当社のあります阿蘇市とは阿蘇山を挟んで反対側に位置するため、あんまり行く機会はありません。阿蘇のなかストアで販売している生産者もいませんしね。

 

バイクでふらっと通ることはありますが、降りてウロウロするのは多分10年ぶりぐらい。駅なんて初めてきました。

 

SLがある

 

なんかSLが展示ありますが、そんなものには目もくれずに酒米の話をする喜多いきいきくらぶの面々。

 

何やら楽しげに

 

何やら、今回酒造メーカーの方にお見せする、喜多いきいきくらぶの無農薬栽培山田錦のことをで話し合っているようです。

今日お見せするのは緒方孝行さんの山田錦みたいです。

ちなみに左は高島和子さん、右は同じく南阿蘇の農家で、酒米作りに興味を持ったので急遽参加した大森さん。

 

着いたぜ

 

今回見学にやってきました山村酒造。高森駅から車で20秒のところにあります。

 

山村酒造は宝暦12年(1762年)に創業した、老舗の酒造。阿蘇の米と水で作る日本酒「れいざん」は、日本酒好きにはたまらない一品です。

 

水だぜ

 

山村酒造の社長である山村唯夫さんがまず案内してくださったのは「水」。

 

曰く「この水の硬度が日本酒作りにはピッタリ」だそうです。

 

北野鉄矢さんがゴクリ

 

「ぜひ飲んでみてください」と言われたので一応飲んでみます。

まずは北野鉄矢さんがゴクリ。「うーん」

 

緒方さんがゴクリ

 

続いて緒方孝行さんがゴクリ。

「うーん、俺んちの水道水と変わらんバイ」な、なんてことを言うんすか!!

 

・・・とは言え、県外から来た方なんかはその美味しさにビックリされるでしょうけど、喜多いきいきくらぶのみなさんは全員南阿蘇の方なんで、阿蘇の天然水は毎日飲んでいるんですよね。

 

酒蔵

 

建物内に移動。

おおきなタンクに仕込んでおります。

 

仕込み

中はこんな感じです。

浮いているのは氷。もろみの温度を調整するために氷を入れているそうです。

テンションあがる

 

ここで絞ったばかりの日本酒を試飲させていただけることに。

みなさん、待ってましたとばかりにニヤニヤしだします。

 

飲む飲む

 

出来たての日本酒を回し飲み。店長は運転しなきゃならないので飲めねぇっす。

 

麹

 

こちらは蒸しあがったお米を移動するところ。

このお米の品種はあきげしきだそうです。

 

あきげしき

 

そのあきげしきを食べてみると、これが結構美味しい。

もちろんもち米のように柔らかくはないんですが、噛めば噛むほど味が出るといいますか。

 

お話

 

一通り見学し終わった後は、酒造と喜多いきいきくらぶの話し合いが行われました。

 

どうやら来年、この山村酒造で喜多いきいきくらぶの無農薬栽培の山田錦を使って日本酒を作ることになりそうです。

 

うどん

 

で帰り。

 

ちゃっかり喜多いきいきくらぶのおごりであか牛うどんを食って帰ったという!

勝手に付いて行って、勝手にうどんを食うという!

そんで、美味かったという!

 

喜多いきいきくらぶ

 

一列目左より、北野悦之さん北野鉄矢さん、山村酒造の社長さん、笠野真喜さん、高島和子さん後藤松子さん

二列目左より、緒方孝行さん、大森博さん、藤原勝義さん長野訓之さん、高島さんの旦那さん、入請枡さん、あとのお二人は店長の知らない人。