阿蘇のなかブログ

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商品ページやブログなどに度々登場していた当店の看板犬であるフェムちんですが、先日5月19日に亡くなりました。

 

今月の始めまでは特に変わった様子もなく、毎日一緒に田んぼまで苗の水加減を見に行っていたですが、先週くらいから急に元気がなくなり、餌も食べなくなりました。

餌を固形のものから缶タイプに変更したらまたモグモグ食べ始めたので「これで元気になるな」と思っていたんですが、その矢先に力尽きてしまいました。

 

 

犬は人間と違って外見に明らかな老化は表れず、しかもゴールデンレトリーバーのように毛がふさふさの長毛種であると皮膚のたるみなども見えませんので、見た目は2才くらいから現在までもそれほど変わりません。

 

ですので、この先ずっと、いつまでもそばにいるような気がしていたのですが・・・残念ですが、生命に必ず終わりが来ます。一例たりとも例外はなく。

 

 

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今から本格的に始まる米作りのシーズン。

これからは一人で田んぼの水を見に行かねばならないことを思うと、さみしくてたまりません、

 

 

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気弱で猫や小型犬にすら追い掛け回され、でも何回叱っても郵便屋には毎日ワンワン吠え、一緒に10kmジョギングして帰ってきたあとも庭を駆け回る元気さを持っていた、とても優しい、最高の犬。

 

 

 

安らかに眠れ、フェムちん。

 

 

いや〜、真面目な文章を書くと疲れますよね。

 

店長は実際には書いてる文章の内容ほど真面目な人間ではないので尚更です。

 

 

 

そんな時はフェムちんのブラッシングで気分一新です。

 

モフモフ

 

最後にブラッシングしたのがいつか忘れましたが、ゴールデンレトリーバーの特徴であるモフモフっぷり度を過ぎてきたので、そろそろブラッシングすることにしました。

 

ぬけたぬけた

 

 

一時間かけて気合いのブラッシングを施すと、こんなにたくさんの毛が抜けました。

 

 

 

「思いのほか毛が取れたなぁ〜。この毛でもう一匹フェムちんが作れるんじゃないの?

 

 

「いいからメシの時間だワン

 

 

 

 

ブラッシング中に5箇所も蚊に刺されちまいましたよ。

 

 

 

今日からここは阿蘇のなか事務所兼フェムトバックスコーヒーだ!!

 

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当然のごとくコーヒーカップはくまモンという。

熊本県民の鑑ですよ店長は。

 

冷めた瞳のフェムちん

 

「毎日忙しい忙しい言ってる割にはそんなもん作るヒマはあるようだワンね」

 

おっとナイス皮肉。コーヒー飲めないから妬んでるんでしょうね。

先日より発売を開始いたしました「高島さんの自然栽培古代米ブレンド」。

 

高島さんの自然栽培古代米ブレンド
 

案の定すぐに売り切れたので「もっと下さい」とお願いしたところOKが出ましたので、南阿蘇の高島さんちまで取りに行って来ました。

 

 

高島さんちに着くと、裏庭になにやらモゾモゾとうごめく白い奴らが見えます。

 

ヤギ

 

その正体はなんと子ヤギ。しかも4匹も。

高島さんちにいたヤギ「すみ子さん」が子どもを生んでいたのでした。

 

すみ子さん

 

彼女がすみ子さんその人、いや、そのヤギです。とっても強そう。

 

あんまり近づくと頭突きしてくるそうなので彼女をナデナデするのはやめときます。

 

おっぱいを吸う子ヤギ

 

子ヤギたちは時折こうやっておっぱいに食らいついて必死にお乳を飲んでおります。

 

しかし母であるすみ子さんは「アンタ邪魔よ!」と言わんばかりに子ヤギを払いのけて自分のメシを食うのに必死です

 

う〜ん、自然界は厳しいんですね〜。

 

わんころもち

 

一方、子ヤギに主役を奪われた格好なのがこの・・・えーと、このワンちゃんの名前なんだったかな。

 

ちなみに後ろに見える窯は陶芸のための陶芸窯。

高島さんの娘である李恵さんは陶芸家なので自宅に大きな窯があるんですね。

 

名前を忘れてしまったこのワンちゃん、地獄のように燃え盛る窯の前にいるので

とりあえず便宜上「地獄の番犬・ケルベロス」と名付けておきます。

可愛くケルちゃんと呼びましょう。ベロちゃんでもいいかな。

 

ケルちゃん

 

「俺はここにいるワン」と言わんばかりに切ない瞳で店長を見つめるケルちゃん。

ごめんな、店長は子ヤギのことで頭が一杯なんだ。

 

帰っていく子ヤギ

 

というわけで店長もヤギを飼いたくなってしまったんですが、

うちにはヤツがいますから残念ながら飼えません。

 

フェムちん

 

「なんか言ったワン?」

 

べ、別に〜。

いやー、寒いですね。

 

こんなに寒いと散歩なんてしてると風邪引いちゃいますね。

 

今日は散歩は中止しましょうかね。

 

「はやく支度するワン」

 

へぇへぇ。

 

 

というわけで今日もフェムちんの散歩です。

 

威風堂々なフェムちん

 

ご覧の通り、阿蘇山には雪が積もっております。

 

フェムちんは寒さに打ち震える店長を尻目に、古墳の上を縦横無尽に駆けまわっております。

 

しかし店長も足元だけはポカポカなんです。

モコモコ

へへへ、店長はUGGという結構なお値段のするモコモコブーツを履いているのです。

 

これが高いだけあってポッカポカ。

こんなに寒い日も厚い靴下とこのモコモコブーツだけで足だけは汗をかいております。

 

3年前に買ったのですが、冬は毎年毎日履いてます。

高かったのであと30年は履くつもりです。

 

UGGって若い女性には人気なんですが、男で履いているのはこんな田舎では店長ぐらいなもんです。

 

店長は結構ミーハー(古い)ですから、今度農作業用にHUNTERの長靴買おうと思ってるとこです。オシャレは足元からなんです。

 

田んぼの中では誰も店長の足元なんて見てないでしょうが、稲は分かってくれると思います。

 

天然UGG

「なーにがUGGだワン。こちとら全身が天然のUGGだワン。ちょっとポカポカしたくらいで調子こいてるんじゃないワン。人間は不便な生き物だワンね」

 

ここぞとばかりに全力で人類を叩いてくるフェムちん。

夏は暑いくせに。