阿蘇のなかブログ

新年、あけましておめでとうございます。

今年も阿蘇のなかをよろしくお願いいたします。

 

 

・・・ええ、ええ、分かっております。

もう1月8日であることは十分に承知しております。

 

 

別に宝くじが外れたショックで寝込んでいたわけではありません。

のっけから忙しくてブログを更新するヒマがなかったんです。

 

 

 

というか宝くじってのもおかしいもんですよね。

結果を言えば店長は300円すら当たらなかったんですが、

あんなもん外れてしまえばただの紙ですよ。

 

 

結果を見るまでは1万円札よりも高級な紙であり、夢の塊のような紙であり、

なんとなくご利益がありそうなので仏壇の前に置いといたりする紙であり、

しかし仏壇の真ん前というのはちょっとおこがましい気がするので仏壇の裏にスッと差し込んどいたほうが謙虚なんでその分当たりそうな気がする、とか期待させる紙であり、

とにかく思わせぶりな紙なんですよ。

 

 

 

しかし外れた瞬間、ただの紙ですよ。

どうせただの紙を買うんならA4コピー用紙買ったほうがどれほど有意義か分かりません。

 

 

まぁ確かに普段仏壇に手も合わせないくせに宝くじを買った時だけ真剣に拝む店長もどうかとは思いますよ。

 

今思えば、仏壇の裏に宝くじをスッと差し込んでニヤリとほくそ笑んだあの瞬間、仏様の「アホかお前」という声が聞こえたような気がしましたが、あれは気のせいではなかったのですね。

 

 

 

おっと、宝くじを外したことについての愚痴はここまでにして、ここいらでみなさんに

今年の阿蘇のなかの目標をお伝えしておきましょう。

 

 

1.自然栽培で田んぼを10町作る

 

【解説】

自然栽培、つまり農薬はもちろん肥料さえも一切施さない栽培方法でお米を作るんですが、その面積をいきなりババーンと10町くらいの面積で作りたいな、と考えているんです。

 

去年は3反、つまり0.3町ほどの面積なんでいきなり30倍の面積になります。

 

まぁ実現にはか〜なりの努力か〜〜〜〜なりのお金が必要ですが、このくらいしないと阿蘇に、ひいては日本にお米の無農薬栽培は根付いていかないと思いますんで、「ええ、ダメ元よ。失敗上等よ。人生とはすなわち無謀な挑戦なのよ」くらいの気概でチャレンジしたいと意気込んでおります。

 

 

2.色彩選別機を買う

 

【解説】

当店ではお米に混入しております雑草の実や籾、石などを色彩選別機という機械に通して取り除いているんですが、自分では持っていないため借りて行なっているんですよね。

 

しかし色彩選別機に持っていくために一袋30kgある米をトラックに乗せて月に何度も持っていくのはとてもキツいし手間がかかるため、できれば自社で買いたいんです。

 

しかしこれが最も安いもので200万円するという悲しい価格なんです。

200万あったら何枚宝くじ買えるんだっつー話ですよ。

いや、宝くじはいらないな。

 

しかし無農薬のお米は除草剤を使わないので、どうしてもヒエなどの雑草の実が混入しがちです。ですので必ず必要な機械なのです。

 

今年一年頑張ってお米を売って、そのお金で買えればいいなと目論んでおります。

 

 

 

3.加工品の開発に力を入れる

 

【解説】

生産者のみなさんから「こんな農作物作ったんですけど売れませんか」みたいな相談をよく受けます。

しかし当店はインターネット販売という性質上、どうしても鮮度の問題がついて回る米以外の農作物の販売には手を出しにくいのが現状です。

 

そこで、例えばお茶ですとかお漬物などに加工して販売すれば、生よりもずっと賞味期限は伸びますので、ぐっと販売しやすくなるわけです。

 

現在販売している商品ですと、小国菊芋倶楽部の菊芋商品なんかが好事例です。

生だとせいぜい2週間程度の賞味期限である菊芋ですが、パウダーやチップスに加工すれば1年は賞味期限が保てますし、摂取もしやすくなりますよね。

加工品で在庫がある程度持てれば販売しやすくなりますし、販売しやすくなれば生産者にもどんどん作ってもらうことが可能になるわけです。

 

 

これについてはまだ明確なものではなく、モヤモヤとした不明瞭な目標です。

加工場などの大きな設備投資になってくるでしょうから、すぐに取り掛かれるものではありません。

でも今年中にはある程度の構想は固めたいです。

 

 

 

 

というわけで、今年も頑張っていきますんで

どうぞよろしくお願いいたします。

 

初詣

 

あけましておめでとうございます・・・・・の前に。

 

 

トップページに記載しております「年末年始の発送日のご案内」のお知らせですが、その正月休みの動機について「餅つきで力尽きた」と表記しておりますが、それが一体どういうことであるのかをとくとご説明いたしましょう。

 

 

まず事の起こりは12月も暮れに差し迫ったある日のこと。

喜多無農薬米生産会の北野さんより電話がありました。

 

こんな年の瀬になんだろうなと思い電話を取ると・・・・

 

「おぅ開くん!今度餅つきしよう!スーパーで餅ついて売るの!そうそう実演販売!日程は12月28、29、30,31の四日間!30と31は俺がやるから28と29はよろしく!もうスーパーもチラシに”餅つきやります”って書いて印刷したからキャンセルは無理!よろしく!んじゃ!ガチャ!」

 

 

「ちょっ・・・えっ!?北野さん!?餅つきって一体・・・」

 

 

「・・・ツー、ツー、・・・」

 

 

そんなわけで急遽行うことになったスーパーでの餅つき実演販売。

場所は「Big the Big城山店」という熊本市内のスーパーです。

 

 

そっからは大慌て。急いで数日で道具を取り揃え、そして当日。

 

 

そこには南阿蘇ハッピを着て「餅いかがっすかー」と声高に叫ぶ店長の姿がありました。

 

餅売り店長

 

餅つき

 

北野さんの他にも高島さん井芹さんも参加しております。

 

 

 

時折もちを石臼に入れ杵でペッタンペッタンとついていきます。

んおお・・・これは予想していた通りキツい!

 

ペッタンペッタン

 

しかも店長は実はヘルニア持ち

1ペッタンするごとに腰に1ズッキンきます。

もう餅を叩いているのか自分の腰を叩いているのか分かりません

 

 

餅もぼちぼち売れましてなんとか終えることのできた餅つき販売。

こりゃ年始は寝たきりになりそうです。

 

餅丸め

年賀状を作るという悲しいクリスマスを迎えている店長です。

 

毎年「もっと早くから着手しとけばよかった」なんて後悔するんですが、追い込まれなきゃ手を着けない性分だからしょうがありません。

 

 

今年はどんな年賀状にしましょかね。

 

年賀状

 

さてさて、どんな年賀状にしようかな。

 

・・・もうこれでいいんじゃないかなんて悪魔の声が耳をよぎりますが、甘い誘惑を振り切ってなんとかマトモな年賀状を作ります。

 

ジョジョ年賀ジョー

 

しかしマトモなものは何一つ作れないのが阿蘇のなか店長たる所以。

 

 

表の宛名をジョジョ風に書こうと頑張って作ったんですが、取引先の生産者さんやらメーカーさんの60代アッパーな年齢層を考えるとこのネタは恐らく通じません。

 

 

うーんどうしよう。

商品のラベルを作る際、どんな感じに作ろうかと毎回悩みます。

 

今回作るのは宇都宮さんの梅干しとらっきょう漬けのラベル。

なんとなくゆるい脱力系でいこうと思い、こんな感じで作ってみました。

 



 

梅干し。

 



 

らっきょう漬け。

 

 

そうです。絵です。

梅干しの絵を描いた時点で「もっとゆる〜く描いてもよかった気がする〜ゆるゆる」と思いまして、次に描いたらっきょうの絵はご覧のゆるさとなりました。

 

ゆるキャラも幅を利かせてる世の中ですから、これからはラベルもゆるゆるでいこうと思います。

 

 

この宇都宮さんの自然栽培漬物シリーズ

梅干しは再入荷で掲載済み、らっきょう漬けは明日(12月5日)発売予定です。

 

 

宇都宮さんのらっきょう漬け、12月5日に販売開始いたしました。

売り切れ状態となっておりました「光農會の黒大豆」。

 

 

光農會の大谷さんから「もう出せるよ〜」とのお電話がありましたので、さっそく産山村まで取りに行って来ました。

 

 

その帰りにぐるっと小国町のほうへ回り、今度は小国菊芋倶楽部へ「小国キクイモかりんとう」を取りに行きました。

 

こちらのかりんとう、なかなか人気がある上に、店長がたまにシレッ〜と食べてるので、在庫がなくなっちゃったんです。まぁ、その店長って私なんですけどね。

 

次の入荷まで10日ほどかかると言われたんですが、今日小国菊芋倶楽部の児玉さんより「なんとか7個出せます!」とのありがたい電話があり、取りに行く事ができました。

 

 

その帰り道の南小国町の山中。

 

小国菊芋倶楽部

 

あら綺麗。

南小国町は当店のある阿蘇市より一段標高が高いので、すっかり紅葉が進んでますね。

 

 

走行距離が14万キロを突破した店長のビートル号も、まるで秋の朱に染まったかのように、どことなく美しく見えます。

 

 

 

もう7ヶ月も洗車していないのはここだけの秘密ということに。