2013.1.8
あけましておめでとうございます
新年、あけましておめでとうございます。
今年も阿蘇のなかをよろしくお願いいたします。
・・・ええ、ええ、分かっております。
もう1月8日であることは十分に承知しております。
別に宝くじが外れたショックで寝込んでいたわけではありません。
のっけから忙しくてブログを更新するヒマがなかったんです。
というか宝くじってのもおかしいもんですよね。
結果を言えば店長は300円すら当たらなかったんですが、
あんなもん外れてしまえばただの紙ですよ。
結果を見るまでは1万円札よりも高級な紙であり、夢の塊のような紙であり、
なんとなくご利益がありそうなので仏壇の前に置いといたりする紙であり、
しかし仏壇の真ん前というのはちょっとおこがましい気がするので仏壇の裏にスッと差し込んどいたほうが謙虚なんでその分当たりそうな気がする、とか期待させる紙であり、
とにかく思わせぶりな紙なんですよ。
しかし外れた瞬間、ただの紙ですよ。
どうせただの紙を買うんならA4コピー用紙買ったほうがどれほど有意義か分かりません。
まぁ確かに普段仏壇に手も合わせないくせに宝くじを買った時だけ真剣に拝む店長もどうかとは思いますよ。
今思えば、仏壇の裏に宝くじをスッと差し込んでニヤリとほくそ笑んだあの瞬間、仏様の「アホかお前」という声が聞こえたような気がしましたが、あれは気のせいではなかったのですね。
おっと、宝くじを外したことについての愚痴はここまでにして、ここいらでみなさんに
今年の阿蘇のなかの目標をお伝えしておきましょう。
1.自然栽培で田んぼを10町作る
【解説】
自然栽培、つまり農薬はもちろん肥料さえも一切施さない栽培方法でお米を作るんですが、その面積をいきなりババーンと10町くらいの面積で作りたいな、と考えているんです。
去年は3反、つまり0.3町ほどの面積なんでいきなり30倍の面積になります。
まぁ実現にはか〜なりの努力とか〜〜〜〜なりのお金が必要ですが、このくらいしないと阿蘇に、ひいては日本にお米の無農薬栽培は根付いていかないと思いますんで、「ええ、ダメ元よ。失敗上等よ。人生とはすなわち無謀な挑戦なのよ」くらいの気概でチャレンジしたいと意気込んでおります。
2.色彩選別機を買う
【解説】
当店ではお米に混入しております雑草の実や籾、石などを色彩選別機という機械に通して取り除いているんですが、自分では持っていないため借りて行なっているんですよね。
しかし色彩選別機に持っていくために一袋30kgある米をトラックに乗せて月に何度も持っていくのはとてもキツいし手間がかかるため、できれば自社で買いたいんです。
しかしこれが最も安いもので200万円するという悲しい価格なんです。
200万あったら何枚宝くじ買えるんだっつー話ですよ。
いや、宝くじはいらないな。
しかし無農薬のお米は除草剤を使わないので、どうしてもヒエなどの雑草の実が混入しがちです。ですので必ず必要な機械なのです。
今年一年頑張ってお米を売って、そのお金で買えればいいなと目論んでおります。
3.加工品の開発に力を入れる
【解説】
生産者のみなさんから「こんな農作物作ったんですけど売れませんか」みたいな相談をよく受けます。
しかし当店はインターネット販売という性質上、どうしても鮮度の問題がついて回る米以外の農作物の販売には手を出しにくいのが現状です。
そこで、例えばお茶ですとかお漬物などに加工して販売すれば、生よりもずっと賞味期限は伸びますので、ぐっと販売しやすくなるわけです。
現在販売している商品ですと、小国菊芋倶楽部の菊芋商品なんかが好事例です。
生だとせいぜい2週間程度の賞味期限である菊芋ですが、パウダーやチップスに加工すれば1年は賞味期限が保てますし、摂取もしやすくなりますよね。
加工品で在庫がある程度持てれば販売しやすくなりますし、販売しやすくなれば生産者にもどんどん作ってもらうことが可能になるわけです。
これについてはまだ明確なものではなく、モヤモヤとした不明瞭な目標です。
加工場などの大きな設備投資になってくるでしょうから、すぐに取り掛かれるものではありません。
でも今年中にはある程度の構想は固めたいです。
というわけで、今年も頑張っていきますんで
どうぞよろしくお願いいたします。