2013.6.11
ほたる
高島さんのお茶詰みで一緒になった入請舛さんから、「うちの田んぼにホタルがいるから見にきませんか」とのお誘いがありました。
で、昨日行ってきたんですが、ホタル、めっちゃくちゃいましたね。
いても数十匹程度と思っていたら、数百匹はいました。
しかも昨日はホタルのピークが過ぎていたうえに非常に風が強かったため、普段よりも少なかったそうで。
しかもゲンジボタルだから光が明るいのなんの。
南阿蘇は水が綺麗だからホタルはどこにでもいそうですが、実際にそうお目にかかることはありません。
しかし、入請舛さんの田んぼにはこれでもかってほどにうじゃうじゃ飛んでます。
なぜだ。
実は入請舛さんはホタルのために、農薬や肥料を一切使用しない自然栽培はもちろんのこと、普通は完全に切ってしまう田んぼの畦の草を数十cmほど残しているんです。
その証拠に、隣りの畦の草を完全に切っている田んぼには全然ホタルがいません。
雑草や害虫対策のために田んぼの畦の草は切ってしまうのは、いわば稲作の常識ですが、その常識通りに草を切ってしまうと、今度はホタルの住処がなくなってしまうんですね。
いやぁ〜、深いですね環境保全型の米作りは。