阿蘇のなかブログ

自然栽培古代米ブレンドでおなじみの高島和子さんより、「お茶摘みするから手伝いこんね〜」と言われたので南阿蘇に行ってまいりました。

 

「バイト代はちゃんと出すからね」と言われましたが、高島さんには当店へ貴重な古代米を出していただいたり、いろいろな農家さんをご紹介いただいたり、お米作りの資材をいただいたりと、100万円分くらいの恩義がありますので、無償でお手伝いさせていただきます。

 

で、当日。10時開始なのに余裕で11時に到着。世間ではこれを遅刻と言います。

恩義があるとかなんとか言いながら、店長なんてこんなもんです。

もうすでにお茶摘みは始まっておりました。

高島さんのお茶摘み遅れた分を取り返そうと、店長もちゃんと頑張りましたよ。

高島さんと店長着いたのが11時だったんで、すぐにお昼になりました。

高島さん宅で昼食をいただいたんですが、店長、一番なにもしてないのにカレーを2杯も食べましたからね。しかも仕事再開後、腹いっぱいすぎて一番動きが鈍かったという体たらくっぷりを披露。

 

話は変わりますが、お茶詰みの機械にはメンテナンスのため、時々油を差す必要がございます。

しかしここで普通の油を使って茶葉に油が付いてしまっては、無農薬で栽培している意味がございません。そこで高島さんは食用油としてもつかえる、茶葉に付いても安心な油を使っております。オールマイティに使用できる、お茶専用の油です。

おーるまいティ

その名も「おーるまいティ」。おやじでも発しないようなベタなギャグ丸出しの名前ですが、とても安心な油のようです。

 

そんなこんなでお茶詰みも無事終了。

 

お茶どんなお茶になるか楽しみです。

最近カフェ巡りにハマっております。まるでOLです。

 

昔は「な〜にがカフェだよてやんでぇバーロー。こんなちょっとのメシでこんなに金取りやがってバーロー。気取ってんじゃねっつんだバーロー」なんて思ってたんですが、

妻に連れられて数回行ってみたところ、カフェのご飯は意外に美味しいことに気づき、

恥ずかしながらすっかりハマってしまった所存でございます。

 

今日は南阿蘇の「風の音(かぜのね)」というカフェに行ってきました。

ランチが「風の盆」というプレートとカレーしかなかったので、迷わず風の盆を選択。

風の盆

 

一方、妻はカレーを注文。素人め。南阿蘇まできてカレーを食ってどうするんだ。

風の音のカレー

と、ここで店長は気づいてしまった。店長の頼んだ風の盆のメインは「だご汁」である。阿蘇を代表する郷土料理である。

 

よく考えれば、だご汁なんていつでも家で食べることができるのだ。しまった。素人は私のほうだったのだ。

 

後悔しても、時すでに遅し。

仕方ないので”東京からきました”風な感じを装って「へぇ〜、これがだご汁かぁ。」なんて言いながら食べましたよ。

しかも妻の頼んだカレーがものすごく美味しいんでやんの。

 

だご汁、すごく美味しかったんですけど、どこか悲しさの残るカフェ巡りとなってしまいました。

いろいろと諸事情があり、なかなかできなかった種まき。

今頃ようやく開始!

種まき

苗箱に土を入れて平らに均し、籾を200g入れたら上から土を入れて平らに均す・・・

という作業を60枚分繰り返す。

 

最初は楽しかったが、3枚もすると飽きてきた。

 

の、残り57枚もあるぜ・・・。

  • 2012.5.3

    取材

  • 下村農園の種まき

世間はゴールデンウィークですが、農家にはそんなの関係ございません。よって阿蘇のなかにも関係ございません。

 

下村農園さんが籾の種まきをしていると聞き、取材へ。

 

下村農園へ向かう途中、やたらと目に付く県外ナンバーの旅行客たち。みんな楽しそうです。「ちくしょう、今に見てろよ〜」と悪態をついたものの、誰に何を見返すのか検討もつかず。そうです、ただ羨ましいだけです。

下村農園の種まき到着すると、すでに種まきは中盤。

下村農園は農園だけあって田んぼの面積がとても広く、苗だけでも相当な箱数になりますので、専用の機械を使って種をまいていきます。

種まき機ラインに苗箱を入れると、自動で適量の種を撒き、そして自動で上から土をかぶせてくれる、スーパーマシーンです。

苗箱を敷く種まきが終わった苗箱はハウスに移動し、並べていきます。

ハウスの中である程度まで苗が育ったら、いよいよ田植えとなるわけです。

苗ちなみにこちらは隣りのハウスで、一足先に発芽した苗たちです。

上の真っ黒い箱も、一週間ほど立つとこんなに苗が伸び、一面緑色になるわけです。