阿蘇のなかブログ

店長には108つの野望があることはみなさんご存知でしょうが、その一つに「ランボルギーニに乗って田んぼの水を見に行く」というものがあります。

 

 

「ランボルギーニ・・・?ああ、に効くアレね」

いえ、それは多分ボラギノールなんですが、百聞は一見にしかず。

これがランボルギーニだ!!

 



 

そう、ランボルギーニとは車なんですね。

写真はランボルギーニの車種である「アヴェンタドール」です。

 

店長はこの車に乗って田んぼの水を見に行くという野望があるのです。

 

 

普通に考えれば田んぼの水は軽トラで見に行けばいいのですが、店長がこんなスーパーカーで田んぼの水を見に行かねばならないのには大きな理由があるのです。

 

 

【店長がランボルギーニで田んぼの水を見に行かねばならない理由・その1

・ランボルギーニが好きだから

 

 

「店長はん、気は確かどすか〜」というツッコミが聞こえてきそうですが、まぁ聞いて。

 

今から23年前の1990年。

ランボルギーニより発売された「ディアブロ」に心わしづかみにされた当時小学生だった店長は「よっしゃ、将来ランボルギーニに乗ろう」と決意したのでした。

 

小学生の自分を裏切るわけにはいかねぇ。

ですのでランボルギーニの購入は、店長の人生に置いて当然達成すべき目標なのです。

 

ランボルギーニ ディアブロ

 

【店長がランボルギーニで田んぼの水を見に行かねばならない理由・その2

・アソノナカン・ドリームなんだよ!!

 

そうはいっても、阿蘇でこんなスーパーカーに乗ってる人はいません。

阿蘇というか、熊本にはほとんど存在しません。

 

ここら辺でたまに遭遇するフェラーリやランボルギーニのナンバーは当然の如く「福岡ナンバー」であり、たまに「北九州ナンバー」であり、たまに「久留米ナンバー」であり、どっちにしろ福岡のお金持ちばっかりなのです。

 

そんな光景を見ていると、将来スーパーカーに乗りたいと思っている子どもたちは「やっぱ都会にいかないとダメなんだな」と思うわけですよ。「田舎の所得じゃスーパーカー買えねぇ」と。「おら東京さ行くだ」と。

 

だが!

店長は買ってやる!

 

阿蘇に住んでるのに買ってやる!

 

米作ってランボルギーニ買ってやる!

 

 

おめーら見てろ、と。今の日本、都会でしか夢は実現できないと思ってるだろうが、店長なんてこんな田舎で、しかもお先真っ暗といわれる稲作でランボルギーニ買っちゃうもんね〜、と。

 

 

そう。

店長がなぜランボルギーニに乗って田んぼの水を見に行かねばならないのかといいますと、田舎でこの偉そうな車に乗ることにより、地方や農業に背を向ける若者に「どやどや」したいわけです。

 

疲労している地方都市・阿蘇において、「米作ってランボルギーニ乗ってる奴がいる」という事実だけで、とっても夢があると思いませんか、みなさん。

 

 

 

しかしここで一つ問題点。

店長の欲しいランボルギーニ・アヴェンタドールはお値段4200万円

しかもこれは車両本体価格ですので、乗り出し価格は込み込み5000万円くらいです。

 

どっかの銀行が1200回ローン(100年ローン)くらいでローンを組ませてくれるならいいんですが、現実的にこの価格はちょっとどうにもできません。

 

 

 

どうにかならないかと一応財布を覗いて見ましたが、2000円も入ってました

 

 

 

というわけで、現実的に選択肢に入るのは「ベビーランボ」と呼ばれる「ガヤルド」の中古。

 

ランボルギーニ・ガヤルド

 

よし、これだ。

これなら中古で1200万円だ。

 

冷静に考えたら5000万円が1200万円になったところで、どっちにしろちょっどどうにもできない価格なんですが、いや、これは2年後の話。2年後に買ってやる!

 

 

 

というわけで2年後、この「ガヤルド・スパイダー」の助手席に草刈機をのっけて朝から田んぼに行きますんでヨロシク。

 

先日、店長の母校である

一の宮町立(現・阿蘇市立)中通小学校

学校統合のため閉校となりました。

 

 

田舎の小学校なんで元から児童数は少なく、

店長が在学していた20年前ですら全校生徒は100人ちょいくらいだったんですが、

最後は全校生徒17人だったようです。

超少子高齢化社会まっしぐらですね。

 

 

 

それはさておき、閉校記念として発行された記念誌に

開校から閉校までの卒業写真が載っていました。

 

その中には当然店長の卒業写真もあったんですが、改めて見ると、

なんと言いますかか、やはり店長のカッコよさは当時から群を抜いておりますね。

 

卒業写真
 

中通小学校平成4年度の卒業写真。

 

基本的に田んぼしかないため、地区内に信号機が一個もないという田舎中の田舎にある小学校の生徒なだけあって、やはり生徒もイモっぽい(死語)奴らばっかです。

 

が、その中でも輝きを放つ生徒が約一名・・・

かっこいい店長

 

見て下さいよ。Gジャンチノパンですよ。

 

 

卒業の記念撮影に上下ジャージで臨むという節操のない同級生たちの中で、こんなセンスの良い服でまとめあげてくる店長のセンス。

 

 

周りの奴らの着てる服なんて、兄ちゃんや姉ちゃんのおさがりとか、その辺で拾ってきたやつとかそんなやつですよ。

 

 

一方、卒業写真だからといって決めすぎは逆にかっこわるいのでGジャンでカジュアルさを演出しつつ、しかしカジュアルになり過ぎないようにGジャンのボタンは上まで留めさらにチノパンで全体を引き締める。最後に足元はやはりスニーカーで崩してくる

 

 

くぅ〜、小学生ながらなんてセンスなんだ。

 

 

覚えてないけど、多分Gジャンはディオールオム、チノパンはマルタンマルジェラ、スニーカーはジミーチュウだったと思います(ウソ)。

 

 

 

が、しかし!

なんと店長のセンスの遥か上を行く者がいた!

 

 

それは大正5年(1916年)の卒業写真・・・

 


大正5年


 

 

ううむ・・・・大正更紗学生帽だと・・・!?なんてセンスしてやがるっ・・・!!

恐るべし百年前・・・!!

 

 

それはともかく、真ん中に鎮座ましましておられる大正モダンな人は一体何者なのでしょうか。

当時の校長先生でしょうか。それとも通りすがりの華族の方でしょうか。

 

 

というか、ここまで古いと中通小学校というより尋常小学校ですね。

 

あれよあれよともうクリスマスです。

 

子どもの頃は楽しかったクリスマスですが、親の立場になってみればこんなに辛いイベントはないですね。

 

店長もできることなら来年2月に車検を迎える車の車検代をサンタさんにプレゼントしてほしいくらいです。

サンタさんに「新車が欲しい」とお願いせずに「車検代が欲しい」とお願いしてる辺りの切羽詰まってる感とってもリアルでしょう。

 

 

とはいえ、店長の息子はまだ1才ですのでそれほどお金のかかるプレゼントは必要ありません。

 

しかし、子どもが小学生ともなるとWiiUなど、万単位の出費が必要となります。

それに加えてケーキやごちそうなんかも必要になってきます。

 

 

そこで店長は、子どもがいよいよ物心ついた年齢となれば「ウチはブードゥー教だからクリスマスはお祝いしないんだ」と回避する予定です。

 

しかし、子どもに「ブードゥー教は元々西アフリカの民間信仰とカトリックとが習合し発生した宗教だからクリスマスと無関係ではないのではないか」と言われれば何も言い返せません

 

 

とりあえず将来のクリスマス回避作戦はまた考えるとして、今年は靴をプレゼントすることにしました。そろそろ歩きそうなんですよね。

 

ヒョウ柄

初めての靴がヒョウ柄というのもどうなんでしょうね。

将来、倖田來未のようなファッションにならないか心配です。

 

 

 

大好評のうちに予約受付期間を終了しました、阿蘇天然アイスのクリスマスアイスケーキ

 

ほとんどの方が配達日時をクリスマスに指定していらっしゃるのでみなさんのお手元に届くのはまだまだ先なんですが、ご購入いただきまして本当にありがとうございました。

 

 

ただ、店長は一つ不満があるんです。それは・・・・

こちらのクリスマスアイスケーキの商品ページにて、「店長のオススメはむらさきいも」と書いていたにも関わらず、むらさきいもを買っていただいた方はほんの数人

 


 

そして冗談半分で「店長のオススメなんてどうでもいい方はマンゴーをどうぞ」なんて買いてたら、終わってみればマンゴーが一番人気じゃないですか。なんなんですか。

 


 

で、 ストロベリーもマンゴーと同じくらい人気なんですよね。

 

ストロベリー
 

もしかして、店長は全く信頼されていないのか・・・!?

 

 

・・・いや違う。断じて違う。これには理由があるはずです。

その理由を店長は以下のように分析しました。

 

 

【スイーツ購入時における男女間のフレーバー決定権について】

 

まず、今回クリスマスアイスケーキを購入された方には男性も女性もいらっしゃるんですが、実際に購入する段階でどのフレーバー(味)に決めるのかは専ら女性に決定権があるということ。

 

旦那さんが「お、むらさきいも美味しそうだね。これにしよう」なんて言ったところで、ヒョイとパソコンを覗きこんだ奥さんが「マンゴー」と一言ささやけば、それで全て決まってしまうのが近代社会における男女間スイーツ購入システムなのです。

 

 

じゃあ奥さんがいない隙を狙って購入しようとする場合はどうなるでしょう。

 

 

 

【一般的な旦那のフレーバー決定時における独特の思考展開】

 

一般的な旦那さんは、大体奥さんの尻に敷かれています

ですので、たとえ購入時に奥さんがいなくてもこうなってしまうわけです。

 

「僕はマンゴーはあまり好きではないから店長のオススメのむらさきいもを購入したいとこだが、もし奥さんにバレたらなんて言われるか分からない。無理に夫婦仲に亀裂を入れる必要もないし、ここはマンゴーを注文しておこう。そう、それが一番いいんだ。ん、そう思っていたらなんだかマンゴーが好きになってきたぞ

 

と、まるでマインドコントロール下にある信者のように、奥さんにとって有利な思考状態に陥ってしまい、結局マンゴーを注文してしまうのです。

 

 

【教育パパにおけるフレーバー決定時の思考展開・チーマー編】

 

気の強い男性であれば難なくむらさきいもを注文しそうですが、ここに子どもが入ってくると話は違ってきます。

 

「お、俺むらさきいも大好きなんだよなぁ。でもタケシはストロベリーが大好きなんだよなぁ。ここで俺が己の好みを突き通しむらさきいもを購入したとしたら、タケシは『あ、ボク、パパに愛されてないんだね』なんて思ってスネてしまうかもしれない。もしそれがきっかけで将来チーマになったら・・・・あわわ、ストロベリーを注文だ。」

 

やはり、子どもの将来を考えるとストロベリーを注文せざるを得ないわけです。

 

 

というわけで、来年のクリスマスアイスケーキのページには

「むらさきいもでマイナス30才肌!」とか

「ストロベリーを食べる子どもは暴走族に入りやすい」とか

あることないこと書いて、なんとか旦那さんがむらさきいもを購入しやすいページ作りを行なっていこうと思います。

 

しかし、それと引き換えに店長は消費者庁にぶん殴られることになると思います。

 

車社会である地方都市、阿蘇。

ご多分に漏れず、店長も毎日車で通勤しております。

 

車の中の楽しみといったらやっぱり音楽ですよね。

最近、店長は専らひと昔前の音楽ばかり聴いております。

 

 

 

その多くは年代別のヒットソングを集めたものでして、例えば今日は1992年オリコン2位である、浜省の「悲しみは雪のように」を聴きながら会社までの道のりを楽しんだわけですね。

 

浜省

今日の阿蘇は朝から雪が降っていたこともあってか思わず感情移入してしまい、サビでは思わず「だ〜れ〜もがあ〜〜〜ウォウオウオウオ〜ー泣いて〜る〜」なんて歌っちゃいましてね。何才だっつー話ですよ。

 

 

 

それはともかく、車中でこういった昔の歌を聴いていると、一つ注意しなければいけない点があるんですね。

 

それは信号待ちです。

信号待ちしていると知らない車が隣りに停車することが常でして、そうなると自分が聴いている音楽が聞こえてしまう可能性があるんですね。

 

 

例えば今日の帰り道。

店長は音楽をシャッフルモードで聴いているので次に何の曲が流れるのか自分でも予測がつかないんですけども、ちょうど国道に出た辺りで1999年オリコン23位である、嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」が流れてきたんですよ。

 

 

 

「ほう、ここでA・RA・SHIがきたか」なんて何故かニヤりとしながら、年甲斐もなく、イントロに合わせて「ジキソーソー!ジキジキソーソー!」なんて歌っちゃったりしちゃってたんです。

 

 

しかし運命というのは時に残酷なものでして、こうやってノッてきた時に限って赤信号に捕まるんですよね。んでもって、やはり横には知らない車が停車しているんです。

 

いくら隣に停車している車が知らない車とはいえ、あと2ヶ月で32才を迎える大の大人がこんな夜更けに一人で「A・RA・SHI」を聴いているのがバレては、これは末代までの恥となります。

 

 

よって、少しオーディオのボリュームを絞って外に聞こえないように気を配るんですが、それでも「A・RA・SHI」を熱唱したいという想いには火がついたままであり、それじゃどうするかというと、要は歌っているのがバレないように歌えばいいわけで、そこで店長は口をほとんど動かさずに「(はじけりゃイエ〜・・・すなおにグ〜・・)」と「A・RA・SHI」の冒頭ラップを歌い切るという、いっこく堂ばりの腹話術でもって停車中の歌唱を実現しているのであります。

 

電車通勤の方はご存知なかったでしょうが、車中でのカラオケにはこのような涙ぐましいテクニックも必要なんです。

 

 

 

そうそう。

車中で昔の音楽を聴いていると、図らずも安全運転を心がけてしまうといういい面もあります。

 

 

それはなぜかといいますと、「今事故るわけにはいかない」という心理が働くからなんですね。

 

 

例えば通勤途中に運悪く追突事故などを起こしてしまい、ハンドルに頭をぶつけて意識が朦朧としているとしましょう。

そこに道行く優しい通行人が車のドアを開けで助けようとしてくれるわけですが、ここでどんな音楽が聴こえてくるかによっては今後の人生を大きく左右しかねないのであります。

 

 

もしも、もしもですよ。よりによって1993年オリコン53位である国武真理の「ポケベルが鳴らなくて」が流れている最中に事故を起こしてしまったとしたら、一体どうなってしまうでしょうか。

 

ポケベル

 

「き・・・キミ!大丈夫か!?今すぐ救急車を呼ぶからな!・・・・って、カーオーディオから流れてるこの音楽はまさか・・・」となるわけですね。

 

こうなってはどんなに優しい通行人でも、間違いなく駆けつけた救急隊員に「この人、ポケベルが鳴らなくてを聴いてる最中に事故したみたいで」とか伝えちゃうでしょうし、家に帰ったら家族に「今日は人命救助しちゃってね。それがさぁ、事故った奴、ポケベルが鳴らなくてを聴いてる最中に事故したみたいで」なんて面白おかしく話しちゃうことでしょう。

 

 

 

もし救助してくれた人が知り合いだったら目も当てられません。

 

「こないだ阿蘇のなか店長が事故ったのを助けたんだけどさぁ」

「へぇ〜」

「店長さん、ポケベルが鳴らなくてを聴いてる最中に事故したみたいで」

 

なんて感じですぐに噂が広がってしまいます。

 

 

 

 

しかも田舎における噂の伝達速度は一秒間に地球を7周半すると言われており、

さらに伝言ゲームさながらに歪められた情報が人から人へと伝わっていくのです。

 

 

こうなると数日後に病院へお見舞いにきてくれた友人より

「聞いたよ店長なんでも1988年オリコン68位であるチェッカーズの『素直にI’m Sorry』を熱唱している最中に事故ったんだってね

なんて話を聞かされる結果となってしまうのです。

 

素直にアイムソーリー

 

 

 

・・・なんでこんなブログを書いているのか分かりませんが、とにかく運転には気をつけましょうってことです。