2017年4月24日、宇都宮政志さんが種まきを行いました。
昨年は熊本地震で住んでいた家が半壊したため避難所にお住まいでしたが、その後南阿蘇村内の別の家へお引っ越しされたため、今回はそこで種まきを行います。
今日はコシヒカリ、ササニシキ、亀の尾の種まきを行います。ポット苗専用の種まき機に土と種籾と苗箱をセットして種まきスタート。宇都宮さんは苗箱を庭に広げたブルーシートに並べ、奥さんの明美さんが床土と上土を補給していきます。
この後、苗代の準備が整ったら苗箱を苗代に移し、田植えまで田んぼで苗を育てます。
土入れは奥さんの明美さんが行う
種まき後の苗箱は後日苗代へ移動する
6月15日、田植えを行いました。
本日植えるのはササニシキです。草丈15cm以上に成長した苗をポット専用の田植え機に積み込み、苗を植え付けていきます。普通の田植え機と異なり植え方にややクセのあるポット田植え機ですが、宇都宮さんも使い始めて2年目ともなるとかなり操作に慣れたのか、苗の欠株や倒れもなく、綺麗に植え付けていきます。たまにある欠株は明美さんが苗箱から苗を取りながら補植します。
ポット田植え機で田植えを行う
苗代で育てたポット苗なので育ちが良い
明美さんは苗箱片手に補植を行う
せっかくなので宇都宮夫妻を記念撮影
2017年9月30日に稲刈りを行いました。当初コシヒカリの稲刈りだけを行う予定でしたが、熟れ具合を確認した結果、ササニシキも同日に稲刈りを行うこととなりました。残念ながら私が所用のため稲刈りの撮影に行けなかったので、後日稲刈り後の田んぼの写真を撮ってきました。
今年は一部の田んぼでかなりヒエが生えたので8月はずっと除草を行なっていたそうで、その甲斐あって立派なお米ができたとのことでした。食用のうるち米の稲刈りは終わり、後は古代米の緑米の稲刈りが終われば今季の稲作は終了となります。
コシヒカリの田んぼは2012年頃から宇都宮さんがお米を作り始めましたが、その前は5年以上に渡り無耕作であったため、合計で少なくとも11年以上は農薬・肥料を使用していない田んぼでの栽培となります。
2017年10月7日撮影、稲刈り後のササニシキの田んぼ
カットされた藁と稲株は無施肥栽培の貴重な肥料となる
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