
生産者
後藤明子
生産地
熊本県阿蘇市一の宮町中通
品種
コシヒカリ
農薬の使用
使用なし
肥料の使用
使用なし※アイガモのフンは肥料となる
農薬不使用の年数
34年目
肥料不使用の年数
34年目
化学肥料不使用の年数
34年目
阿蘇市で農業を営む後藤明子さんは、15年前に亡くなった夫、後藤国治さんの跡を継ぎ、お一人で無農薬栽培による米作りを行っております。その無農薬栽培米作りも、今年で34年目となりました。
2020年6月17日。田んぼに到着すると、泳ぎ回るアイガモを尻目に除草機をかける後藤明子さんの姿がありました。もしかして今年もアイガモが少ない感じですか?
「そうたい!今年もアイガモがやられて除草が間に合わんばい!」
どうやら昨年同様、いや、昨年よりさらにアイガモが野生動物にやられて数が減ったようで、この日確認した数はなんと8匹。昨年はそれでも6月中旬の時点で14匹は残ってましたんで、今年はひどいですね。果たして犯人はキツネかイタチか、それとも鷲か・・・。
ともかく、この1ヘクタール(100m×100m)の面積の田んぼを8匹のアイガモではとても除草しきれないようで、後藤さんが除草機をかけながらたまに手除草で雑草を引っこ抜きながら歩いております。
「アイガモ育てて田んぼの周囲を網で囲って・・・これじゃ意味がないばい」
来年からはもうアイガモ入れずに機械除草だけで作ろうかな、と後藤さん。もしかしたらアイガモ農法は今年で最後になるかもしれません。
株間に残るヒエを手で抜いていく
ある程度成長したヒエは稲と区別がつきづらい
残るアイガモはわずか8匹ほど
手除草しながら除草機もかけていく
2020年9月9日、稲刈りを行いました。
残念ながら今年も稲刈り作業の委託先の都合上、急遽稲刈りを行ったため取材が間に合わず。稲刈り作業の画像がありません。
そこで後藤さんちにお米を行くついでに選別作業の様子を取材いたしました。
稲刈り後はまずライスセンターまでお米を取りに行き、その後自宅作業倉庫にて「石抜機」と「色彩選別機」で選別作業を行います。1袋30kgもある米袋を担いで機械に投入し、選別が終わった米を袋詰めし、また担いでコンテナに積んでいきます。米は数百袋もあるので、かなりの重労働です。
この作業をお父さんとお二人でこなす後藤さん。この作業が終わりれば今年の米作りはいよいよ終わり。ようやく一息つくことができます。
無農薬栽培米のみ取り扱い 当店は農薬や化学肥料を使用せず栽培したお米のみ取り扱いしております。万が一にも慣行栽培のお米が混ざることはありません。
信頼できる生産者たち 有機農産物は信頼性が第一。当店では阿蘇地域の生産者とだけ取り引きを行い、さらに栽培期間中は各生産者の圃場へ月に2回以上行き、栽培の様子を直に確認しております。
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玄米、白米、分づきが選択可能 お米は精米した瞬間から品質低下が始まります。当店では精米をご注文後に行うことで、できるだけ新鮮なお米をお客様の元へお届けいたします。