Asokita gairin Farm
2020ASO北外輪ファーム 令和2年度産商品ページ

令和2年度、熊本阿蘇産。ASO北外輪ファームが作る有機栽培米。

令和2年度、熊本阿蘇産。ASO北外輪ファームが作る有機栽培米。

この商品の生産情報

ASO北外輪ファーム

生産者

ASO北外輪ファーム

生産地

熊本県阿蘇市狩尾

品種

森のくまさん

認証

有機JAS

農薬の使用

使用なし

肥料の使用

グアノ、油粕いずれも有機JAS適合肥料

農薬不使用の年数

7年目

化学肥料不使用の年数

7年目

ASO北外輪ファームについて

阿蘇市狩尾の有機米生産組合

阿蘇市狩尾。阿蘇山を中心として広がる阿蘇カルデラ内の水田地帯で農薬と化学肥料を使用することなく無農薬栽培のお米を作っている生産者組合があります。

「ASO北外輪ファーム」は、4人の米農家で構成される有機栽培米の生産グループです。それは2010年のこと、米の価格下落や消費量の低下、耕作放棄地の拡大という問題に直面していた地元の農家たちは「このままじゃ阿蘇の米作りは崩壊してしまう」との危機感をつのらせ、農薬や化学肥料を一切使用しない米作りを行うことを決意しました。

組合長である鎌倉善光さんは組合の結成にあたり、こう考えました。「お米の無農薬栽培は信頼が第一。だから組合に加入してもらう生産者は信頼できる農家だけにしよう」

そこで大々的に組合加入の募集はせず、近隣の信頼できる農家だけに声をかけ、数名のメンバーで発足させました。そうして現在では、鎌倉善光さん、坂梨祐一さん、中川敬士さん、荒井弘さんの4名のメンバーで、日々有機栽培米作りに勤しんでおられます。

ASO北外輪ファームの田植え ASO北外輪ファームの除草

有機JASの取得について

有機JASとは、その農産物や農産加工品が農薬や化学肥料、食品添加物などを使用せずに作られているかどうかを登録認証機関が検査を行う制度です。検査を通過し認証を受けたものだけが有機農産物や有機農産加工品として「有機栽培」や「オーガニック」という文字を商品パッケージに記載することができます。当店では商品名に「無農薬栽培」や「自然栽培」という言葉は使用していても「有機栽培」という言葉を使っていないのは有機JAS規格を取得していないからなんですね。

当店で販売するお米は店長である私が生産者名や田んぼの場所から種まき、田植え、成長の過程、雑草の生え具合、稲刈りに至るまで全て自分の目でチェックいたしますが、普通の無農薬栽培の販売店はそれを行わないので、この有機JASを取得しているかどうかできちんとしたお米かどうかを見分けるのです。

ASO北外輪ファームが有機JASを取得している理由は2つあり、そういった直接顔を会わせない販売店にお米を卸していることが一つ。もう一つは「生産組合内できちんとした品質のお米を作るため」であります。 いくら無農薬栽培と言えど、組合員がバラバラで好き勝手に作っていてはお米の品質も信頼性もなくなってしまう可能性があります。ですからお互いに生産過程をチェックし合い、さらに有機JASという厳しい外部機関にチェックを受けてもらうことで、消費者に安心してお米を買い求めていただけるよう努力しているのです。

有機JASシールを貼る様子 米の籾摺り、袋詰の様子

夏の田んぼの様子

2020年8月4日撮影、中川さんの田んぼ

夏の田んぼ

稲刈り

鎌倉さんの稲刈り

2020年10月14日、鎌倉さんが稲刈りを行いました。

"農村公園あぴか"のすぐ近くの田んぼに行くと鎌倉さんが稲刈りを始めたばかりでした。ここはASO北外輪ファームが主に米作りを行っている阿蘇市狩尾地区よりはずいぶん距離があります。

「ここは嫁さんの実家の田んぼとたい」
この鎌倉さんの奥さんの実家の田んぼは近くに誰も作り手がいないため、鎌倉さんが作っているのだとか。「トラクターで来るのは遠くて大変ばってん、この田んぼは量もでけて味も美味しいとたいね」と鎌倉さんが仰るように、今年の阿蘇地方は例年に比べ米の収穫量が少ないのですが、この田んぼはなかなか出来ているように見えます。

「同じ苗ば植えて家の近くの田んぼよりこの田んぼのほうがよう育つけん、不思議かよね〜」と奥さん。同じ阿蘇地方の田んぼといっても、田んぼを区切る畦を一本隔てれば、地力も違うし生える雑草も異なります。農薬や化学肥料を使用すればその多少の差はなんなくカバーできるのですが、有機栽培となると知恵と技術で"田んぼの差"をカバーする必要があります。それがとても大変で、とても楽しいのです。

鎌倉さんの稲刈り 稲刈りの様子 籾をトラックに移す 休憩するみなさん

有機JASマークのシールについて

ASO北外輪ファームの「有機JAS認定米」につきましては有機JASの認定を受けており、玄米24kg袋売りには有機JASの認定を示すシールが貼ってあります。
一方で、玄米5kgや白米、分づき米での販売の場合は有機JASの「有機農産物の小分け業者」の認定の都合上、当店では袋にシールを貼ることができません。そのため有機jASシールなしでの販売となります。あらかじめご了承のほどお願いいたします。

上に戻る

当店のお米のこだわり

無農薬栽培の米作りの様子

無農薬栽培米のみ取り扱い 当店は農薬や化学肥料を使用せず栽培したお米のみ取り扱いしております。万が一にも慣行栽培のお米が混ざることはありません。

当店のお米の生産者

信頼できる生産者たち 有機農産物は信頼性が第一。当店では阿蘇地域の生産者とだけ取り引きを行い、さらに栽培期間中は各生産者の圃場へ月に2回以上行き、栽培の様子を直に確認しております。

米袋

無料で脱酸素剤パック お米(5kg売り)には脱酸素剤を入れて無酸素状態にすることで、輸送中や保存時におけるお米の酸化や虫の発生による品質低下を防止しています。

精米

ご注文後に精米いたします お米の精米度合は玄米、白米、7分づき、5分づき、3分づきの5種類から無料にてご選択が可能です。

白米、玄米、分づき米

玄米、白米、分づきが選択可能 お米は精米した瞬間から品質低下が始まります。当店では精米をご注文後に行うことで、できるだけ新鮮なお米をお客様の元へお届けいたします。

新着情報

令和5年度産 新米 阿蘇産 無農薬栽培米