2025年 赤城誓一さん

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赤城誓一さんが作る、無農薬・無施肥の自然栽培米

この商品の生産情報

赤城誓一

生産者

赤城誓一

品種

掛け干し亀の尾、亀の尾、亀の尾4号

生産地

熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽

栽培方法

自然栽培(農薬・肥料不使用)

農薬不使用の年数

亀の尾・・・8年目
亀の尾4号・・・5年目

肥料不使用の年数

亀の尾・・・8年目
亀の尾4号・・・5年目

これまでの生産履歴

2024年度 2023年度 2022年度 2021年度 2019年度

亀の尾について

「亀の尾」とは明治時代に篤農家・阿部亀治氏によって育成された稲の良品種であり、コシヒカリやササニシキといった近代の品種は概ねこの「亀の尾」を先祖に持ち、その優れた食味を継承しております。つまり現代の美味しい日本のお米の母のような品種なのです。

この素晴らしい「亀の尾」ですが、倒伏(倒れやすさ)や脱粒性(刈り取り時に籾が落ちやすい)や収穫量の少なさなどの影響で、現在ではほどんと栽培されておりませんが、赤城さんは高島和子さんから種を受け継ぎ、この"美味しいが作りにくい"という亀の尾を農薬・肥料を使用せずに栽培しております。

亀の尾4号について

お米の品種は毎年種取りしていると交配や環境、気候の影響で品種の特性がだんだん薄れてくるのですが、この「亀の尾4号」は阿部亀治氏が発見した「原種の亀の尾(つまり亀の尾1号)」により近い品種となります。普通の亀の尾とは稲の姿もかなり異なっているそうで、食べ比べると味にも違いがあるのかもしれません。

田植え2025年5月19日

田植えの様子

今年も白川にほど近いこの田んぼには「亀の尾」を植えます。いつも田植えはこの時期なんですが、稲刈りは9月10日ごろなんですよね。亀の尾は出穂が早いので刈り取り適期も早い傾向があります。

にょーんと伸びた亀の尾らしい苗を4条植えの田植え機でゆっくりと植えていきます。5月に入ってずっと気温も高いので活着も早そうです。

今年も苗代で育苗を行った赤城さんですが、なにやら「直播き」やら、昔ながらの1本植えのような大きさにまで苗を成長させたりと、いろいろと苗をテストしているそうです。どう育っていくのか楽しみですね。

亀の尾の苗

除草2025年6月20日

除草機をかける赤城さん

夏の田んぼの写真を撮るために赤城さんの田んぼへ訪れると、ちょうど除草作業をされておりました。

今日はエンジン付きの除草機ではなく、手押しタイプの除草機ですね。当店でも以前使っていた「あめんぼ号」の手押しバージョン。条間だけでなく株間も同時に除草できるスグレモノです。株間を除草する羽も調整が効きますのであまり苗も倒さないでしょう。

「でもやっぱり藻のところはできませんね」
有機質に富んでいる圃場に発生するという藻は、うまくいけば水面を覆って雑草の発生を防いでくれる一方、除草機を掛けると苗を巻き込んで倒してしまうという邪魔者になります。でも除草機をかけないとやっぱりなんだかんだで雑草が結構生えてくるんですよね・・・藻の下でも。

田んぼを干して藻を消すか、それともそのままにするか。判断が難しいところです。

2反ほどの田んぼを除草している 除草中に店長と談笑

田んぼの様子

2025年7月29日の田んぼ

2025年7月29日

2025年7月29日の田んぼ

稲刈り2025年9月7日

稲刈りする赤城さんと大森さん

5月19日に植えた亀の尾ですが、もう稲刈りです。早ーい。

今日は大森さんと稲刈りを行います。午前中から刈る予定が少しコンバインにトラブルがあったそうで、午後からの稲刈りとなりました。なんでも駆動ベルト部分が固着していたとか。コンバインは1年のうち350日は倉庫で眠っているような機械ですので、こういったトラブルが多いのです。

田植えの時に話されていた苗のテストの件ですが、苗代に直播きで種を播いたところ、とんでもなく立派に育ったそうです。「なんとか上手くやれば"無農薬の直播き"なんてのも可能じゃないかと思うんですよ」

現在、大規模農家を中心に行われている、田植えをせず田んぼに直接種もみを播く「直播」という栽培方法ですが、初期に田に水を張らないために雑草がかなり繁殖するため、多量の除草剤の使用が前提の栽培方法です。無農薬でもできるのであれば、これから増える有機農家の担い手不足の解決の鍵となるでしょう。

稲刈りの様子 籾をトラックへ移す

掛け干し2025年9月13日

掛け干しする赤城さん

本日は赤城さんの掛け干し作業・・・なのですが、稲をバインダーではなく手刈りされております。もしかして・・・?

「バインダーが壊れたんですよ」
なにやらどっかのピンが折れたらしいんですが、部品を注文しても数日かかるため「あと数畝くらいだし手で刈るかー」と汗と涙の手刈りを行っております。

稲の手刈り、鎌で刈るだけなら簡単なんですが、掛け干しなので刈った稲を束にして麻紐で結ぶ必要があるんですよね。これに時間がかかります。しかもワンオペ。もう9月中旬だというのに真夏のような暑さですから、ハードな作業を行っていると汗が吹き出してきます。

今年の秋は晴れが少ないのでしばらく乾燥時間がかかりそうですが、2~3週間ほど天日と風で自然乾燥させたらコンバインで脱穀します。

稲刈りの様子 籾をトラックへ移す
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