
生産者
高島和子さん
生産地
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽
品種
ササニシキ
農薬の使用
使用なし
肥料の使用
使用なし
農薬不使用の年数
ササニシキの圃場 / 16年
化学肥料不使用の年数
ササニシキの圃場 / 16年
肥料不使用の年数
ササニシキの圃場 / 16年
2020年5月21日、田植えを行いました。
今日は高島さんの元で農業研修を行っている赤城さんが田植え機に乗っております。赤城さんは昨年まではお隣の熊本県山都町にて農業を行っておりましたが、今年よりここ南阿蘇村にて農業研修を行っており、研修が終わり次第、南阿蘇で自然栽培による米作りを行う予定となっております。
というわけで米作りの経験も豊富な矢部さんですから準備から作業まで滞りなく進めていきます。しかし、高島さんが行う「一枚の田んぼに複数の種類の米を植える」という経験はないようで、今田植え機で植えている緑米を何往復分植えるかを入念に確認しながら作業しております。
田植えから一ヶ月ほど経った、2020年6月16日。高島さんが除草作業を行いました。
まずは昔ながらの手押しの除草機を使用します。これは回転式の爪がついたアルミ製の除草機で、爪を田んぼの土に押し付けるように前後させながら進むと爪が土を撹拌し雑草の芽を浮かせることができます。これは手押し式ながら意外にスピードも早く、除草力も高いのですが、みなさんのご想像通り洒落にならないくらいキツイので主に初期除草にのみ使用されます。
しばらく手押し除草を行っていた高島さんですが、苗の成長が良く、どうやら機械式の除草機をかけても大丈夫そうなので途中からエンジン付きの動力除草機に変更しました。この除草機も手で支えながら田んぼのぬかるみをを歩く必要があるので結局洒落にならないくらいキツイものの、その能率は手押し除草機の比ではなく、力もあるためある程度育った雑草も浮かせたり土に練り込んだりすることができます。
2020年8月4日。この日も朝から猛烈な暑さで、高島さんも午後4時を回って暑さも薄れたところでようやく田んぼに向かいました。
今日は手で除草を行いますが、稲に穂が生えてくる時期になると受粉を妨げる恐れがあり田んぼに入れなくなるので、今日が時期的に最後の除草となります。
農業研修生の赤城さんらと除草を行う高島さん。稲の周りに生えている稲そっくりの稗を手でさぐりながら引っこ抜いては田んぼの外に投げていきます。実際にはこの程度の稗は収量には影響しませんし、稗の種も色彩選別機で除外できるのですが、今年稗の種を落とすと来年の夏に生えてくるので、こうやって手除草を行ってまで稗を根気よく無くしていくのです。
2020年10月18日、ヒノヒカリの掛け干し作業を行いました。
本日は掛け干し体験イベントということで、たくさんの人たちが集まっております。何やらテレビカメラの姿まで。
みなさんにはバインダーで刈った稲の束を稲干台に掛けていく作業を行ってもらいますが、やはりこれだけの人がいると掛け干し作業もあっという間。前日の雨で少し田んぼがぬかるんでおり時折足が取られそうになりますが、そんなの関係なしとばかりにみるみるうちに地面に置いてある稲がなくなっていきました。
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