生産者
須古真さん
品種
あきげしき、ササニシキ
生産地
熊本県阿蘇郡南小国町・小国町
農薬の使用
使用なし
肥料の使用
使用なし
農薬不使用の年数
あきげしき / 4年
ササニシキ / 7年目
肥料不使用の年数
あきげしき / 4年
ササニシキ / 7年目
阿蘇郡南小国町。全国屈指の人気温泉である「黒川温泉」や風光明媚な「瀬の本高原」など観光地で有名な同町ですが、九州最大の河川である「筑後川」の源流域となっているほど湧水の豊富な地域であり、その湧水を使用して作るお米は特に美味しいと評判です。
そんな南小国町で農家を営む須古真さんは、農薬や有機肥料を使用しないお米作りを行っております。
2023年5月28日、田植えを行いました。
志賀瀬川沿いにある田んぼの一角に作られている苗代ではササニシキの苗が育てられており、まずはこの苗を軽トラに積み込んで田植えする田んぼまで運びます。今日田植えするのは苗代の田んぼのすぐ近く、山の斜面に作られた棚田です。
ポット田植え機に苗をセットして田植えを始めます。ポット苗は使う苗数が多く、その上この4条の田植え機は一度に4箱しかセットできないので、植え付けラインが曲がらないようにまっすぐ植えながらも苗が少なくなったら運転しながらセットしなければならず、とっても大変。しかし、ひとたび植えてしまえば活着が良く、生育も雑草に負けないほど早いので、有機栽培にはとても人気があるのがポット苗です。
2023年9月20日、稲刈りを行いました。
今日稲刈りするのは田植えの際に撮影に来た田んぼです。田植えから稲刈りまでの間に写真撮りにくる暇がありませんでしたので、掲載写真がいきなり田植え直後の苗から稲刈り直前の稲まで飛んでしまいましたが、今年は天候が良かったので生育は良好のようです。
2条の小型のコンバインで稲刈りを行います。周囲には田植え前から電柵を設置してあったので、須古さんの田んぼではイノシシの被害は全くないようですが、近隣の田んぼでは電柵が設置されているにも関わらずイノシシに倒されている田んぼもあります。電柵を設置しても定期的に草刈りして漏電を防いだり、隙間がないか確認したりしないと、獣害を防ぐことはできません。
ここ南小国町のような山の中の田んぼは、一枚一枚の面積が少なかったり、田んぼへの道が狭くて大型の機械が入れなかったり、イノシシやシカの被害が多かったり、農業用水を山から湧き出る水に依存しているので水量が不安定だったりと、米作りの盛んな平地に比べると非常に不便で大変です。
しかし大掛かりな基盤整備(田んぼを広くて四角い形へ整備すること)が行われていない田んぼで、冷たくて新鮮な湧き水を使用しているからこそ、ここでしか
作ることができない味わいを持ったお米が収穫できるのです。