2021年 須古真さん

▼ 生産履歴一覧へ
須古真さんが作る、自然栽培米

令和3年度、熊本阿蘇産。須古真さんが作る、自然栽培米。

この商品の生産情報

須古真

生産者

須古真さん

品種

あきげしき

生産地

熊本県阿蘇郡南小国町・小国町

農薬の使用

使用なし

肥料の使用

使用なし

農薬不使用の年数

6年目

肥料不使用の年数

6年目

南小国町で米作りを行う農家

阿蘇郡南小国町。全国屈指の人気温泉である「黒川温泉」や風光明媚な「瀬の本高原」など観光地で有名な同町ですが、九州最大の河川である「筑後川」の源流域となっているほど湧水の豊富な地域であり、その湧水を使用して作るお米は特に美味しいと評判です。

そんな南小国町で農家を営む須古真さんは、農薬や肥料を使用しないお米作りを行っております。

田植え

2021年6月14日、田植えを行いました。
南小国町との町の境から距離にして100メートル。小国町の志賀瀬川沿いにある田んぼへ到着すると須古さん夫妻が田植えを行っておりました。

田んぼの場所が分からない私を迎えに来てくれた須古さんに代わって田植機に乗っていたのは奥様。非常にクセの強い3輪田植機を完璧に乗りこなしております。途中で須古さんに交代、植え付ける様子を観察しながら慎重に植えていきます。ポット苗はベルトや爪に泥が溜まると植付精度が悪くなるので田植えしながら常にチェックが必要なのです。

須古さんも当店と同じく「ポット苗」で育苗しておりますが、苗は優に20cmを超えております。育苗を行っている南小国町は標高450mほどですが、今年は春の天候が良く、苗の成長も良かったようです。
一方で春の気温の高さにより苗が焼けてしまったそうで、当初植えるはずだったササニシキからあきげしきへと急遽植える品種を変更しました。当店も今年はササニシキの苗を500枚も苗を焼いてしまったんですよね・・・。ポット苗は苗箱に入れる土の量が少なく、とても乾きやすいため苗が焼けやすいのです。

ともかく、なんとか無事に田植えを終えることができた須古さん。これより除草の日々が始まります。

田植えする須古さん 須古さんの小国町の田んぼ あきげしきの苗 ポット専用田植機で田植えする

稲刈り

2021年10月13日、稲刈りを行いました。
この日は当店も稲刈りを行っていたので写真を撮りに行けず。代わりに須古さんが撮った写真を送っていただきました。

今年須古さんが栽培した「あきげしき」は阿蘇地域では昔から作られてきた品種で、1997年には熊本県の奨励品種にも採用されております。さまざまな品種が栽培されるようになった中で段々と作る人も減ってはいるものの、高冷地向けの品種であることから、ここ小国地域や南阿蘇村、産山村などではまだまだメジャーな品種です。親にヒノヒカリを持つ品種で、その食味の評価は「食味はコシヒカリと同程度の極良」となっております。

稲刈りする須古さん

籾をコンテナに移す

あきげしきの稲刈り

稲刈り前の田んぼ

上に戻る
上に戻る