生産者
酒井美由紀
生産地
熊本県阿蘇郡産山村田尻
品種
コシヒカリ、イセヒカリ
農薬の使用
使用なし
肥料の使用
グアノ、油粕いずれも有機JAS適合肥料
農薬不使用の年数
25年-35年目
化学肥料不使用の年数
25年-35年目
今年もアイガモちゃんに雑草を食べてもらう「アイガモ農法」による無農薬栽培の米作りを行う酒井さん。 地元の保育園児たちにアイガモを田んぼに放ってもらうイベントを今年は6月19日に開催する予定だったのですが・・・急遽中止に。まだまだコロナウイルスやらインフルエンザが流行っているご時世、保育園でもお休みしてる園児たちが多いということで、延期となりました。
そこで今日は酒井さん一家だけでアイガモを田んぼに入れることになりました。カゴに入れたアイガモたちを田んぼまで運んで、いざ投入。小さなアイガモたちは元気よく泳いでいくと、すぐに水面に顔を突っ込んで雑草を食べ始めます。生まれて初めて田んぼに入って、2秒後には除草作業を始めているというその姿は、まさに除草エリート。
すぐ近くにある田んぼにもアイガモを放ちます。アイガモを掴むと勢いよく田んぼに入れていく酒井忠晃さん。なにもそんなに急いで入れなくても、と思いますが、そこには意外な理由が。
「始めに群れに置いていかれると仲間外れにされるとよ」
アイガモは水面に放つとすぐに群れを形成しますが、少し入れるのが遅れて群れからはぐれるともうそれだけで仲間とは認識されなくなり、群れに入れてもらえなくなるそうです。群れに入れなかった単体のアイガモはすぐにカラスやらに目をつけられて捕まえられるそうなので、できるだけまとめて入れる必要があるのだとか。のほほんと雑草食べるだけで気楽だなと思ったら、アイガモ社会もずいぶん厳しいですね。
その後2023年6月23日に無事保育園児によるアイガモ投入イベントが行われたそうです。まだ入れてなかったアイガモを保育園児たちが田んぼに放って全ての田んぼにアイガモ投入完了です。
2023年10月1日、稲刈りを行いました。
その日は写真を撮りに行けませんでしたので、酒井さんに撮ってもらった稲刈りの写真を掲載いたします。今年は出来がすごく良く、今までで最も収穫量が多かったとのことです。産山村は高冷地で夏でも気温は平地に比べて低めの上、冷たい湧き水を農業用水に使用するので収穫量は少なめですが、2023年の「歴史上最も暑い夏」のおかげで稲の生育が旺盛だったのかもしれません。