生産者
長野訓之
生産地
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽
品種
ササニシキ
農薬の使用
使用なし
肥料の使用
使用なし
農薬不使用の年数
11年目
化学肥料不使用の年数
16年以上
肥料不使用の年数
圃場11年目 / 苗土7年目※2016年までは苗土にのみ有機肥料を使用
2023年5月5日、長野訓之さんが田植えを行いました。今年も「ササニシキ」を栽培いたします。
「今年は水に浸かって溺れとる苗がなかばい」昨年よりも4日早い田植えですが、苗の伸びもまずまずのご様子。背の低い苗に合わせて水管理すると一部土が露出していまい、そこに雑草がはびこってしまうので、有機栽培において苗の伸びは重要なのです。
2023年6月7日、生産者の田んぼの写真を撮って周っていると、長野さん夫妻と北野初子さんが田んぼの脇で雑談しておられました。
「ちょうどよかったね。今除草機かけよったとよ」
夫婦で動力除草機と手除草を行っていたようで、隣の田んぼで草刈りを行っていた北野さんと休憩中だったようです。
2023年9月3日、稲刈りを行いました。
なんと、昨年よりも10日も早い稲刈りです。田植えも早けりゃ、稲刈りはもっと早い。アメリカのNASAによれば、今年の7月は過去140年の中で最も暑かったそうで、それだけ暑ければいくら冷涼な阿蘇の気候でも稲の成長が進み稲刈りが早まるのは必至です。
この日もまだ真夏のような暑さの中、先日お亡くなりになった北野悦之さんの息子である暁之さんがコンバインで稲を刈り取っております。
今年は雑草は少なそうですね。もしや「アレ」を田んぼに入れたんですか?
「そうよ、公社の除草機で除草してもらったとよ」
南阿蘇村では2021年に農家を支援する「南阿蘇村農業みらい公社」が設立されたのですが、その公社が今年、オーレック社製の最新の除草機を導入したのです。お値段なんと460万円。
個人の農家が持つにはちょっとお高いその除草機の性能はやはりなかなかのものらしく、遅めに入れた長野さんの田んぼでもその除草能力を発揮してくれたようです。
過酷な真夏の除草作業。その負担が少しでも減らば、さらに有機農業も広まっていくのはないでしょうか。