生産者
毛利秀幸
生産地
熊本県上益城郡益城町下陳
品種
森のくまさん
農薬の使用
使用なし
肥料の使用
使用なし
農薬不使用の年数
3年目
化学肥料不使用の年数
3年目
肥料不使用の年数
3年目
2015年までは阿蘇郡西原村の棚田で米作りを行っていた毛利秀幸さんですが、2016年の熊本地震により田んぼが崩れ使用できなくなったため、2016年度より熊本県は益城町で新たに田んぼを借り、米作りを再開いたしました。
当店では基本的に地元である阿蘇地域のお米だけを販売しておりますが、上記のような経緯があるため、益城産の毛利秀幸さんのお米も引き続き販売を行っております。
毛利さんは当店と同じく「ポット苗」で育苗・田植えを行うため、種まきもポット専用の種まき機で行います。
苗は田んぼに作った苗代で育てます。無施肥で育てますので、苗土にも苗代となる田んぼにも一切肥料は使用しておらず、苗箱の上に保温、霜よけ、鳥害を防止するための寒冷紗を掛けるだけで、あとは太陽と水だけで苗を育てます。
みのる産業のポット種まき機で種まきを行う
田んぼの一角に苗代を作り寒冷紗を掛けて育苗
今年は「森のくまさん」を栽培しております。
益城町は熊本平野に位置するため阿蘇地域よりも気温が高く、特に今年の夏は稀に見る猛暑だったため、とても成長が良いようです。
分けつが進む森のくまさんの田んぼ
しっかりとした広がりを見せている
さて、森のくまさんの稲刈りです。
今年、2条刈りのコンバインを購入したとのことで、自らコンバインで稲刈りを行います。
2条刈りで丁寧に稲を刈ると、一枚30aの田んぼでも一日がかりの作業となるようで、思いのほか時間がかかったそうです。
一部のお米はバインダーで刈って掛け干しを行い、その他のお米は南阿蘇村のライスセンターへ運び、乾燥・籾摺り・選別を行います。
2016年から新たに借りた益城町の田んぼ。今年で無農薬栽培歴も3年目になりました。
新たに導入したコンバインで稲刈り中
一足前にバインダーで刈った稲は掛け干し