Noriyoshi Kudo
2014工藤節義さん 26年度産商品ページ

「ヒエが全然ないですね」というと「ヒエはとにかく取りました!もう意地になって取りました!」と工藤さん。ヒエは少しでも取り残すと種を落として次の年に生えてくるため、徹底した除草が必要なのだ。

「ヒエが全然ないですね」というと「ヒエはとにかく取りました!もう意地になって取りました!」と工藤さん。ヒエは少しでも取り残すと種を落として次の年に生えてくるため、徹底した除草が必要なのだ。

阿蘇山の方は晴れ間が見えるが、ご覧の外輪山の方はすでに雲行きが怪しい。「なんとか雨降り前に終わりそうで良かったです」と工藤さんもほっと一安心。

阿蘇山の方は晴れ間が見えるが、ご覧の外輪山の方はすでに雲行きが怪しい。「なんとか雨降り前に終わりそうで良かったです」と工藤さんもほっと一安心。

10月26日、雨予報だったけどなんとか稲刈り

工藤さんはやきもきしておりました。この周囲はヒノヒカリの作付が多いため、稲刈り時期ともなるとコンバインやらオペレーターの都合をつけるのも一苦労。なんとか10月26日に稲刈りできることになったものの、朝にパラッと雨が降ったために穂が乾ききれず、朝一番に稲刈りする予定だったのを急遽午後へと変更いたしました。
しかし予報は「午後から雨」。もし今日稲刈りできなければ今度はいつ刈れるやら。なんとか天気が持ってくれればいいんですが……。

午後2時。「今コンバインが到着したんでもうすぐ稲刈り始めます」と工藤さんから連絡が。工藤さんの田んぼがある南阿蘇村久木野へ向かう途中、空を見上げましたが……雲は多いけど、工藤さんの3反の田んぼを刈るまでは天気もなんとか持ちそうです。

店長が 田んぼに到着すると同時に籾運搬のトラックもちょうど到着したようで、さっそく稲刈りが始まりました。もうすでに田んぼの端は工藤さんが手刈りを済ませておりますので、コンバインでガンガン刈っていきます。あっという間に刈り取られていく稲を見て工藤さんも「いや〜、もう稲を刈れないまま11月になっちゃうかと心配しましたよ。でもこれで一安心です」と、ほっと一息したようです。

ヒエは絶対生やさない!意地の手除草

しっかしこうして見ると、工藤さんの田んぼにはヒエ一本見当たりませんね。「もうヒエだけはとにかく取りましたからね!意地でも生やさないように心がけました」

除草機掛けを一回行った後は数日ごとに計3回手除草に入りヒエを優先して除草を行ったそうで、その後も毎朝田んぼの畦を歩いて水を止めに行くときにヒエが見えたら田んぼに入ってその都度除草していたそうです。
ヒエを優先した分、コナギは結構生えてきたそうですが、元々ここの田んぼは土力が高く、無農薬栽培を始める10年以上も前から化学肥料は一切使用していなかったほどだそうで、そのためコナギが多少生えても稲も生育にはそれほど影響はなさそうです。

昨年まではレンゲを鋤き込み肥料とする「レンゲ農法」で無農薬栽培米を作っておりましたが、今年はレンゲも播かず、無農薬・無施肥の「自然栽培」で米作りを行った工藤さん。南阿蘇村の大自然の中、太陽と水、そして稲の生命力と土の力だけで育まれた素晴らしいヒノヒカリです。

工藤さんの無農薬栽培米の田植え。
田植えを行う工藤さんと知り合いの農家さん。工藤さんは予め畦に並べておいた苗を田植え機のオペレーターへ渡していく。

田植えを行う工藤さんと知り合いの農家さん。工藤さんは予め畦に並べておいた苗を田植え機のオペレーターへ渡していく。

5月25日、知り合いの農家さんと一緒に田植え

阿蘇山と阿蘇外輪山に挟まれる南阿蘇村久木野。あっちを向いてもこっちを向いても素晴らしい景色が広がるこの景勝地で、工藤節義さんの田植えが始まろうとしております。

工藤さん、昨年までは蓮華を利用した有機農法でお米を作っておりましたが、今年はより更に質の高いお米を目指し、お隣に住む井芹政重さんとともに無農薬・無施肥の自然栽培に切り替えられました。

例年通り、知り合いの農家に田植え機で田植えを行なってもらいつつ、工藤さんは苗の準備をサポート。井芹さんと一緒に栃原さんに作ってもらった素晴らしい出来の苗をどんどん植えこんでいきます。

昨年は「途中で足が悪くなったので一回しかできなかった」除草機を最低2回、田植えの10日後20日後にかけて除草抑草を完璧に行う予定です。

当店のお米のこだわり

無農薬栽培の米作りの様子

無農薬栽培米のみ取り扱い 当店は農薬や化学肥料を使用せず栽培したお米のみ取り扱いしております。万が一にも慣行栽培のお米が混ざることはありません。

当店のお米の生産者

信頼できる生産者たち 有機農産物は信頼性が第一。当店では阿蘇地域の生産者とだけ取り引きを行い、さらに栽培期間中は各生産者の圃場へ月に2回以上行き、栽培の様子を直に確認しております。

米袋

無料で脱酸素剤パック お米(5kg売り)には脱酸素剤を入れて無酸素状態にすることで、輸送中や保存時におけるお米の酸化や虫の発生による品質低下を防止しています。

精米

ご注文後に精米いたします お米の精米度合は玄米、白米、7分づき、5分づき、3分づきの5種類から無料にてご選択が可能です。

白米、玄米、分づき米

玄米、白米、分づきが選択可能 お米は精米した瞬間から品質低下が始まります。当店では精米をご注文後に行うことで、できるだけ新鮮なお米をお客様の元へお届けいたします。

新着情報

令和5年度産 新米 阿蘇産 無農薬栽培米