Tetsuya Kitano
2014北野鉄矢さん 26年度産商品ページ

肥料を施さない「無施肥栽培」にも関わらず稲はしっかりと実っている。労を惜しまずに除草機掛けと手除草を何度も行った成果だ。

肥料を施さない「無施肥栽培」にも関わらず稲はしっかりと実っている。労を惜しまずに除草機掛けと手除草を何度も行った成果だ。

刈り取った籾は軽トラに載せてすぐにライスセンターへ。じっくりと乾燥して籾摺りを行ったら当店へ出荷となる。

刈り取った籾は軽トラに載せてすぐにライスセンターへ。じっくりと乾燥して籾摺りを行ったら当店へ出荷となる。

いよいよ稲刈りの時期となりました

例年であれば9月初旬に行うコシヒカリの稲刈りですが、今年は天候不順により10日ほど遅れ、9月14日に稲刈りを行いました。

北野鉄矢さんのコシヒカリの田んぼは2枚ありますが、まずは下の段の田んぼを稲刈り。本日は高島さんが端っこの稲の手刈りとライスセンターまでの籾運びをお手伝いしておりますので、北野鉄矢さんはコンバインに乗り黙々と稲刈りを行います。

例年通りベタリと倒れている近隣のコシヒカリと違い、北野鉄矢さんのコシヒカリは刈り取り直前でも元気に直立しております。農薬はもちろん、外部からの肥料を一切与えない「無農薬・無施肥栽培」だからこんなに稲の立ち姿が美しいのですね。

まるで見本のような見事な田んぼ!

私、阿蘇のなかストア店長は生産者のみなさんの田んぼを月2回くらい見て回るんですけど、北野鉄矢さんの田んぼはいつ行っても見事

いつも事前に連絡など一切せずに勝手に見に行くんですが、いつ行っても畦の草は完璧に刈り取られているし、田の中に雑草の姿は見えないし・・・・。

「いやぁ、畦の草が伸びてるとイノシシが入ってくるから仕方なくやってるんですよ」なんて謙遜してらっしゃいましたが、しかし並々ならぬ努力によって支えられているのは間違えありません。普通の人が月に1回しか切らないような畦でもこまめに何度でも切るんでしょうし、高島さんが「いつ通りかかっても田んぼに入って草取りしてる」というほど手除草を頑張っているのです。

畦の管理が徹底しているからカメムシの被害も少なく、除草を徹底しているから雑草に栄養分を吸われずに無施肥でもこんなに健康な稲ができる。同じ自然栽培米を作る農家として「うちの田んぼもこうありたい!」と思わせるような、素晴らしい田んぼ、素晴らしいお米です

田植え中の北野鉄矢さん。
田植え機には全ての苗は載らないため定期的に補給する必要がある。こうしてあらかじめ畦に並べておけばすぐに積むことができるのだ。

田植え機には全ての苗は載らないため定期的に補給する必要がある。こうしてあらかじめ畦に並べておけばすぐに積むことができるのだ。

夫婦二人三脚で行う田植え作業

5月11日、晴天。同じ日に温湯消毒を行った長野訓之さんが昨日田植えを終えましたが、本日は北野鉄矢さんがコシヒカリの田植えを行います。

田んぼに着くと、どうやら田植え機がバッテリーあがりの模様。田植き機って1年に2〜3日しか使わないのでこんなトラブルも多いんです。軽トラに繋いで始動させたら、すぐに田植えを始めます。

北野さんは田植え機を操縦。奥さんは田んぼの畦に準備してある苗を田植え機に供給いたします。いわば夫婦二人三脚。あ・うんの呼吸とでも申しましょうか、さすがの連携で田植えは滞りなくスムーズに行われていきます。

無事に田植えを終えたのも束の間、同じく自然栽培で作るヒノヒカリと酒米の山田錦の田植えも迫ってきております。それが終わったら次に待っているのは除草作業。北野鉄矢さんがゆっくり休む暇はしばらくなさそうです。

北野鉄矢さんの育苗。
昔は自宅のお風呂で行う農家も多かった、この温湯消毒。しかしお湯の温度が不安定のため、殺菌不足だったりお湯が熱すぎて発芽率が低下したりしたそうだ。

昔は自宅のお風呂で行う農家も多かった、この温湯消毒。しかしお湯の温度が不安定のため、殺菌不足だったりお湯が熱すぎて発芽率が低下したりしたそうだ。

お湯だけで籾を殺菌する「温湯消毒」

やってきました、喜多ライスセンター。ここは近隣の農家が共同で管理・運営を行なっております籾の乾燥籾摺り場でございます。
このライスセンターには無農薬栽培米専用の乾燥機がありますので、喜多無農薬米生産会をはじめとする有機農家の方々が利用されておられます。

そのライスセンターに4月だというのに何をしにやってきたのかと言いますと・・・「籾の消毒」なんです。
米の種籾はそのまままくと病気になるものが出ますので、事前に消毒を行います。普通は薬剤で消毒するのですが、有機農家はもちろん消毒剤など使いません。代わりにお湯で消毒します。なんと、60℃のお湯に10分間浸すことで薬剤処理と同等以上の殺菌処理を行うことができるのです。

でも、その60℃のお湯に10分間ってのがなかなか難しい。しかしこの喜多ライスセンターには専用の機械があるのです。本日は北野鉄矢さんと長野訓之さん、それに当店店長の三人で籾の消毒作業を行いました。

当店のお米のこだわり

無農薬栽培の米作りの様子

無農薬栽培米のみ取り扱い 当店は農薬や化学肥料を使用せず栽培したお米のみ取り扱いしております。万が一にも慣行栽培のお米が混ざることはありません。

当店のお米の生産者

信頼できる生産者たち 有機農産物は信頼性が第一。当店では阿蘇地域の生産者とだけ取り引きを行い、さらに栽培期間中は各生産者の圃場へ月に2回以上行き、栽培の様子を直に確認しております。

米袋

無料で脱酸素剤パック お米(5kg売り)には脱酸素剤を入れて無酸素状態にすることで、輸送中や保存時におけるお米の酸化や虫の発生による品質低下を防止しています。

精米

ご注文後に精米いたします お米の精米度合は玄米、白米、7分づき、5分づき、3分づきの5種類から無料にてご選択が可能です。

白米、玄米、分づき米

玄米、白米、分づきが選択可能 お米は精米した瞬間から品質低下が始まります。当店では精米をご注文後に行うことで、できるだけ新鮮なお米をお客様の元へお届けいたします。

新着情報

令和5年度産 新米 阿蘇産 無農薬栽培米