Etsuyuki Kitano
2011北野悦之さん 23年度産商品ページ

トラクターを運転する北野さんの横顔

トラクターを運転する北野さん。

阿蘇村に住む北野悦之さんは、お米の無農薬栽培を行っており、周辺の無農薬米生産農家たちで作る「喜多・無農薬米生産会」の発起人でもあります。

そんな北野さんが作るお米は、安全と安心がモットー。
無農薬無除草剤で栽培されており、使用する肥料は「BMW」という、土壌微生物を利用した、極上の有機性の堆肥。化学肥料は一切使用しません。稲づくりに使用している水は阿蘇の山々が育んだ、天然の湧水です。
品種は、九州地方を中心に作付けされている「ヒノヒカリ」。「九州での作付けに適した“コシヒカリに負けないくらい美味しいお米”」をコンセプトの元に生み出された品種で、実際に北野さんは毎年食味を計測しているそうですが、ヒノヒカリのほうがコシヒカリより、必ず食味が高いそうです。「“どの品種が優れている”とかいうことではなく、どこの土地にも『その土地に合う品種』ってのが必ずあるんですよ。南阿蘇の気候や土質にはヒノヒカリが合っているんでしょうね」。北野さんは食味が高い理由を、そう分析します。

トラクター

阿蘇の山々をバックに堆肥を散布するトラクター

いしいお米を作るには、冬の間も休んでる訳にはいきません。
12月初旬。南阿蘇にあるライスセンターへ到着すると、喜多無農薬米生産会のメンバーのみなさんが、トラクターに堆肥を積み込んでいました。

南阿蘇村にある「有機肥料生産センター」で作られる、BMW(バクテリア・ミネラル・ウォーター)の技術を用いた有機肥料「牛若丸」。この「牛若丸」を冬季に一度田んぼへ散布しておくことで、土壌中の微生物が活性化し、農薬や化学肥料に頼らずとも健康で活き活きとした稲が育つというわけです。

メンバーである今村さんや藤原さんがトラクターへ肥料を積み込み終えると、北野さんがトラクターを運転し、それぞれの田んぼへ向かいます。
南阿蘇の道路はけっして広くはありません。とりわけ農道はトラクターではぎりぎりの幅しかなく、普通の車でもきついくらい。そんな狭い道を北野さんのトラクターはどんどん進んでいきます。ちょっと気を抜くと、たちまち置いていかれそうです。

さっそく一つ目の田んぼへ到着しました。トラクターの荷台に乗った肥料を、攪拌しながら散布し始めます。

  • フォークリフトを使い、トラクターに堆肥を積んでいく。
  • BMW技術を使った有機肥料「牛若丸」。
  • 阿蘇山をバックに肥料を散布する。
湧水から流れ出る水

メンバー全員の田んぼに「牛若丸」を撒き終わり、さて帰ろうかと車に乗り込んだ私に、北野さんが手招きしてこう言いました。「見せたいものがあるんですよ」。せっかくだからということで、北野さんの車に乗り込み、言われるがままに着いて行きます。

5分ほど車を走らせ着いた先にあったのは、何の変哲もない用水路。・・・いや、よく見るとこの用水路、かなり透明度が高いような気が。さらに先へ進むと、ありました。水源です。
「綺麗な湧き水が出てるんですが、昔は何も整備してなかったので、土の中に染み出してたんです」。これは勿体無いと、用水路を整備したのが数年前。それから、北野さんの田んぼではこの湧水を米作りに利用しています。

南阿蘇でお米を作るということ
自然溢れる南阿蘇でお米を作るならば、自然を壊してはいけない。だから、阿蘇の大自然のなかで極上の完熟堆肥天然水だけでお米を作る。それはつまり「自然のなかで自然をつくる」ということ。北野さんのヒノヒカリは、自然と相反する事無く、自然の循環の輪の中で育っていくのです。

当店のお米のこだわり

無農薬栽培の米作りの様子

無農薬栽培米のみ取り扱い 当店は農薬や化学肥料を使用せず栽培したお米のみ取り扱いしております。万が一にも慣行栽培のお米が混ざることはありません。

当店のお米の生産者

信頼できる生産者たち 有機農産物は信頼性が第一。当店では阿蘇地域の生産者とだけ取り引きを行い、さらに栽培期間中は各生産者の圃場へ月に2回以上行き、栽培の様子を直に確認しております。

米袋

無料で脱酸素剤パック お米(5kg売り)には脱酸素剤を入れて無酸素状態にすることで、輸送中や保存時におけるお米の酸化や虫の発生による品質低下を防止しています。

精米

ご注文後に精米いたします お米の精米度合は玄米、白米、7分づき、5分づき、3分づきの5種類から無料にてご選択が可能です。

白米、玄米、分づき米

玄米、白米、分づきが選択可能 お米は精米した瞬間から品質低下が始まります。当店では精米をご注文後に行うことで、できるだけ新鮮なお米をお客様の元へお届けいたします。

新着情報

令和5年度産 新米 阿蘇産 無農薬栽培米