生産者
笠野真喜
生産地
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽
品種
ササニシキ
農薬の使用
使用なし
肥料の使用
使用なし
農薬不使用の年数
13年目
化学肥料不使用の年数
13年目
肥料不使用の年数
10年目
南阿蘇村で農業を営む笠野真喜さんといえば、当店ではすっかりおなじみの存在です。
といいますのも、笠野さんが営む「笠野ファーム」は稲刈り、田植え、苗作りの農作業受託から、お米の乾燥・籾摺り作業まで行っており、当店も2012年から10年以上もの間、稲刈りから乾燥、籾摺り、袋詰め作業を行ってもらっております。
なぜ阿蘇市にある当店が南阿蘇村にある笠野ファームに作業を頼んでいるのかと言いますと、笠野ファームは「有機JASを取得しているから」です。お米は刈り取った後に乾燥機で乾燥させますが、その際に頼んだ業者が適当に作業した場合、農薬を使用した慣行農法のお米と混ざってしまう可能性があります。そこで当店は日本の有機農業の規格である有機JASの認証を受けて、他のお米と混ざらないようにきっちりと管理している笠野ファームにお任せしているわけです。
笠野さんは有機JAS認定農家として、農作業の受託だけではなく、お米や路地野菜など様々な農作物を栽培しております。
2023年5月23日、田植えを行いました。
田植えするのはササニシキ。すぐ近くには大森さんや赤城さんの田んぼもあります。そういえば10年前、当店が笠野さんに用事がありこの田んぼにやってきた時に、近くで農作業をしていた就農後間もない大森さんを笠野さんにご紹介いただいた縁で大森さんとの取り引きが始まったのです。時の移ろいとはなんと早いことか〜・・・。
さて。この笠野さんの田んぼ、完全に棚田となっており、一番上の田んぼに水を入れたら順々に下の田んぼへ水が流れていくという昔ながらの田んぼのため、水管理が非常に難しいです。この日も田植えするにはちょっと水が多すぎるものの、田んぼの水を減らすには「下段の田んぼに水を流す」しかないわけで、普通の田んぼのように排水口を開けてジャーッと水を捨てるわけにはいきません。水が減るのを待ってたら日が暮れるのでそのまま田植えします。
ちなみにそれぞれの田んぼに専用の入り口はないので、奥の田んぼへ行くには手前の田んぼを通っていく必要があります。そのため田植えは一番奥から、稲刈りは一番道路側から行います。
2023年9月19日、稲刈りを行いました。
この日は赤城誓一さんも稲刈りをお手伝い。先日喜多ライスセンターのコンバインが故障したため、急遽笠野さんに稲刈りしてもらったそうで、今回はその御礼を兼ねてのお手伝いということだそうです。
ここの田んぼは田植え後の苗を食べてしまう厄介者の「ジャンボタニシ」がいるそうですが、大きめの苗を植えてきっちりと水管理すればジャンボタニシは雑草だけを食べてくれるそうで、もはや駆除が不可能なほど全国に広まったこの外来種も、上手に付き合えば有機農業の手助けをしてくれる"救世主"となるのです。