Masashige Iseri
2014井芹政重さん 26年度産商品ページ

最初は下手だった鎌を使っての稲刈りの手つきも、数十株ほど刈る頃にはコツを掴んだのかすっかり慣れた手つきに。さすがに子どもは飲み込みが早い。

最初は下手だった鎌を使っての稲刈りの手つきも、数十株ほど刈る頃にはコツを掴んだのかすっかり慣れた手つきに。さすがに子どもは飲み込みが早い。

刈り取った稲はコンバインにかけて脱穀するが、実際にコンバインに稲をかける作業は危険なので井芹さんら大人が行う。子どもたちは刈り取った稲を集めて運んでくる係。

刈り取った稲はコンバインにかけて脱穀するが、実際にコンバインに稲をかける作業は危険なので井芹さんら大人が行う。子どもたちは刈り取った稲を集めて運んでくる係。

最後の仕上げ!子どもたちとの稲刈り作業

さて、久木野小学校の5年生の生徒たちと行なってきた無農薬・無施肥の自然栽培米作りもいよいよ最後の工程を迎えました。そう、本日は稲刈りなのです。

午後2時。この田んぼからほんの数百メートルほどの場所にある久木野小学校から5年生の生徒たちが歩いてやってきました。今日の稲刈りは田植えや除草と違い、を持っての危険な作業。先生も「今日はふざけたら本当に危ないからねー!!」といつもよりキツめに注意を促しております。

まずは鎌で稲を刈り取る班と刈り取った稲をコンバインまで運ぶ班と2班に分かれての作業。さすがにみんな鎌での稲刈りに慣れていないらしく、株を持って根本をザクザクと、まるでノコギリで木を切るように鎌を往復させております。
「違う、違う!手前に向かって下からやや上に斜め気味に鎌を引いてサクッと刈り取るんだ!!」と店長が激を飛ば……そうと思いましたが、「なんだこのオッサン」と思われそうなんで止めました。しかし子どもたちの飲み込みの早さは大したもの。すぐにコツを掴んでどんどん刈り取っていきます。

一方の運び班。刈り取った稲を束ねてコンバイン前で待機している井芹さんに稲を渡し、コンバインにかけて籾を脱穀していきます。しばらくすると班が入れ替わり、こんどは運び班が刈り取り作業。みんな楽しみながらやっております。

最後に「コンバインでの刈り取りがいかに早いか」を見せるため、最後の数列をコンバインで刈り取ります。あっという間に稲が刈り取られてしまう様子を見て、手刈りの大変さとコンバインの便利さを身に沁みて感じたようでした。

もちろん井芹さん夫妻が一番頑張りましたよ

この生徒たちと作った自然栽培米は後日「収穫祭」を行い生徒のみなさんで食べるそうです。初めて田植えから夏の除草、稲刈りまで自分たちの手で作った自然栽培米ですから、格別の味がすることでしょう。

さて、この商品ページだけ見ると生徒たちが頑張ったおかげで井芹さんはまるで除草とか頑張ってないように見えますが、この生徒たちと一緒に作った田んぼは井芹さんの田んぼのほんの一部。残りの田んぼは全て井芹さんと奥さんが真夏の除草機掛けと手取り除草を一生懸命頑張って作られましたので、そこんとこはよろしく!

井芹さんの除草。
最初は一列に並んで除草してたものの、最後にはフリーダムに。でもお陰で水田からコナギの姿はすっかりなくなった。

最初は一列に並んで除草してたものの、最後にはフリーダムに。でもお陰で水田からコナギの姿はすっかりなくなった。

今度は子どもたちと手除草

田植えして早一ヶ月と三週間。井芹さんが久木野小学校の生徒たちと田植えした田んぼにも、かなり雑草が目立ってきました。そこで本日は除草作業を行います。

田植えの時と同じく、田んぼの畦に横一列に並んだ子どもたち。井芹さんに「この草を抜いてね。稲は抜いちゃダメだよ!」と除草の手ほどきを受けたあと、田んぼに入り一斉に除草を始めました。
今回の除草の対象は「コナギ」という草。紫色の花をつけるこの水田雑草は非常に窒素吸収能力が高いため、繁殖を許すと稲の収穫量がとても低下してしまいます。そのため早めの除草が必要なのです。

黙々と一心不乱に除草に勤しむ子、友達たちと抜いた草を投げ合いながら遊ぶ子。いろいろな子たちがいますが、これだけ人数がいると除草もあっという間に終わってしまいました。
次に生徒たちがやってくるのは稲刈り。しっかり雑草を抜いたおかげで稲はすくすくと成長し、10月には立派な実りをつけて生徒たちを歓迎することでしょう。

井芹さんの田植え。
田植え終了後、生徒たちにねぎらいに言葉をかける井芹政重さん。今年から有機堆肥の使用も止め、自然栽培での米作りに移行した。

田植え終了後、生徒たちにねぎらいに言葉をかける井芹政重さん。今年から有機堆肥の使用も止め、自然栽培での米作りに移行した。

5月27日、地元の小学生たちと田植え

今日は井芹政重さんの田植えの日。しかし、例年と違って奥さんと2人きりでの作業ではなく、何やらたくさんの子どもたちが田んぼに入っておりますね。

実は今年より食育の一環としまして、近くの久木野小学校の生徒たちと一緒に無農薬・無施肥栽培の米作りを行うことになったのです。今日は5年生の生徒たちと一緒に苗の手植えを行います。

田んぼに入り横一列になったら、ロープの目印を頼りに2〜3本ずつ苗をちぎって植えていきます。ぬかるみに足をとられながらの作業は非常に不安定で中には尻もちをついてしまう子もおりましたが、終わってみればわりとまっすぐに植えることができました。

もちろん作業はこれで終わりではなく、この後の除草作業、そして稲刈りも生徒たちが頑張って行うことになります。自分たちの手で作った自然栽培のお米の味。今から楽しみなことでしょう。

当店のお米のこだわり

無農薬栽培の米作りの様子

無農薬栽培米のみ取り扱い 当店は農薬や化学肥料を使用せず栽培したお米のみ取り扱いしております。万が一にも慣行栽培のお米が混ざることはありません。

当店のお米の生産者

信頼できる生産者たち 有機農産物は信頼性が第一。当店では阿蘇地域の生産者とだけ取り引きを行い、さらに栽培期間中は各生産者の圃場へ月に2回以上行き、栽培の様子を直に確認しております。

米袋

無料で脱酸素剤パック お米(5kg売り)には脱酸素剤を入れて無酸素状態にすることで、輸送中や保存時におけるお米の酸化や虫の発生による品質低下を防止しています。

精米

ご注文後に精米いたします お米の精米度合は玄米、白米、7分づき、5分づき、3分づきの5種類から無料にてご選択が可能です。

白米、玄米、分づき米

玄米、白米、分づきが選択可能 お米は精米した瞬間から品質低下が始まります。当店では精米をご注文後に行うことで、できるだけ新鮮なお米をお客様の元へお届けいたします。

新着情報

令和5年度産 新米 阿蘇産 無農薬栽培米