2018年 後藤明子さん

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後藤明子さんが作る、アイガモ農法コシヒカリ。

平成30年度、熊本阿蘇産。後藤明子さんが作る、無農薬・無施肥栽培のアイガモ農法コシヒカリ。

この商品の生産情報

後藤明子さん

生産者

後藤明子

生産地

熊本県阿蘇市一の宮町中通

品種

コシヒカリ

農薬の使用

使用なし

肥料の使用

使用なし※アイガモのフンは肥料となる

農薬不使用の年数

32年目

肥料不使用の年数

32年目

化学肥料不使用の年数

32年目

アイガモ農法

阿蘇市で農業を営む後藤明子さんは、12年前に亡くなった夫の跡を継ぎ、一人で無農薬栽培による米作りを行っております。その無農薬栽培米作りも、今年で32年目となりました。

今年も例によって当店の田植えと被ったため、田植えの写真を撮りにいけなかったので、夏の田んぼにアイガモの写真を撮りにいってきました。

後藤さんは田植え後にアイガモを水田に放ち雑草を食べてもらうことにより水田内の除草を行う、いわゆる「アイガモ農法」で無農薬栽培米を作っております。以前は熊本県内のアイガモ業者からアイガモを購入していたそうですが、熊本地震により廃業されたため、現在は大阪の業者から空輸にてアイガモを送ってもらっているそうです。まさかアイガモたちも空を飛んで数百km離れた地の田んぼへ送られるとは夢にも思っていなかったことでしょう。

6月末ごろに田んぼに放たれたアイガモたちは水田内を泳ぎ回りながら雑草を食べ、8月の出穂前に引き上げられます。

後藤さんの田んぼとアイガモ。 田んぼで泳ぐアイガモたち。

稲刈り

2018年9月28日、稲刈りを行いました。

ここ最近、数日おきに雨が降っている影響でなかなか稲刈りができずにやきもきしていらっしゃった後藤さんですが、毎年稲刈りを委託している農家さんの都合がようやくついたようで、なんとか9月中に稲刈りすることができました。
今年は夏場の天候が良く、というか暑すぎたのですが、その割には倒伏もしなかったのでクズ米も少なく、収量はまずまずだったそうです。
しかし雑草の成長が凄かったそうで、アイガモも全ての雑草を食べきれず、結局後藤さんも除草機をかけて回ったそうです。

この後ライスセンターに運んだ籾は乾燥、籾摺りを行い、後藤さん宅で石抜機と色彩選別機を通して異物を排除して当店に入荷となります。

後藤さんの田んぼで稲刈りを行う。

大型コンバイン2台で稲刈りを行う 今年もコンバイン2台同時に稲刈り

6条刈り2台なのであっという間 6条刈り2台なのであっという間

籾を軽トラに積んだコンテナに移す 籾を軽トラに積んだコンテナに移す

猛暑だったため収量もまずまずのようだう 猛暑だったため収量もまずまずのようだ

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