トロッコ列車の通過を確認した私は南阿蘇鉄道の線路を横切り、稲刈りの真っ最中である藤原さんの田んぼを目指しました。
どこの田んぼかは詳しくは聞いていなかったので、稲刈り機の音だけが頼り。耳を澄ますと・・・・ん、なんか随分下のほうから音が聞こえてきます。まさかこんなところに田んぼが?ふと下を覗きこむと・・・
す、すごい。阿蘇の外輪山を一望できる高台の下に広がる黄金色の田んぼ。しかも稲刈り中なんで稲が綺麗な四角形をしています。田んぼ横の竹林の向こうに流れる川は白川でしょうか。
この景色の素晴らしさ、写真でお伝えしきれないのが非常に残念です。
急斜面の道なき道を降りていくと、藤原勝義さんが息子の浩二さんと共に稲刈りを行なっていました。今日はとてもいい天気なので、絶好の稲刈り日和です。
藤原さんの育てるお米の品種はヒノヒカリ。「九州版のコシヒカリ」として非常に食味に優れたこのお米を、農薬は一切使用せず、肥料は南阿蘇有機肥料センターの有機堆肥を使用して育てています。つまり「無農薬・無化学肥料栽培米」なわけです。
農薬は一切使用しておりませんので、当然除草剤も不使用。普通はいくら除草を頑張ったところで、多少の草は残るものです。しかし藤原さんの田んぼを見たところ、雑草が全く見当たりません。「今年は草を取るために何回田んぼに入ったか分かりません」と笑う藤原さんは、農家仲間からも「とても丁寧な米作りをする」として評判であるほど真面目な人柄。私も何枚もの無農薬栽培の田んぼを見ましたが、藤原さんの田んぼは特に綺麗な方だと感じました。
藤原さんは近隣の農家と共にエコファーマー認定農家として、長年に渡り「減農薬・減化学肥料栽培」でお米を作っておりました。
今年より「喜多無農薬米生産会」に加入したことから、さらに安全なお米を作るために全ての田んぼを「無農薬栽培」に切り替えたそうです。
無農薬栽培米のみ取り扱い 当店は農薬や化学肥料を使用せず栽培したお米のみ取り扱いしております。万が一にも慣行栽培のお米が混ざることはありません。
信頼できる生産者たち 有機農産物は信頼性が第一。当店では阿蘇地域の生産者とだけ取り引きを行い、さらに栽培期間中は各生産者の圃場へ月に2回以上行き、栽培の様子を直に確認しております。
無料で脱酸素剤パック お米(5kg売り)には脱酸素剤を入れて無酸素状態にすることで、輸送中や保存時におけるお米の酸化や虫の発生による品質低下を防止しています。
ご注文後に精米いたします お米の精米度合は玄米、白米、7分づき、5分づき、3分づきの5種類から無料にてご選択が可能です。
玄米、白米、分づきが選択可能 お米は精米した瞬間から品質低下が始まります。当店では精米をご注文後に行うことで、できるだけ新鮮なお米をお客様の元へお届けいたします。