生産者
Chawal農園
生産地
熊本県阿蘇郡南阿蘇村両併
品種
ササニシキ
農薬の使用
使用なし
肥料の使用
使用なし
農薬不使用の年数
4-5年目
肥料不使用の年数
4-5年目
南阿蘇村で農業を営む松田信洋さん・李恵さん夫妻は、無農薬・無化学肥料栽培で様々な農作物を作っております。当店でも取り扱いを行っている「にんにく」を始め、トマトやじゃがいもにズッキーニ、鷹の爪といった野菜に加え、お米も栽培しております。ちなみに李恵さんは当店ではおなじみの高島和子さんの娘さんでもあります。
2023年6月1日、田植えを行いました。
李恵さんに教えていただいた田んぼの場所をgoogle mapで確認すると・・・、なんと場所は竹崎水源のすぐ近く。直線距離でわずか150mほどの田んぼです。毎分120トンという豊富な湧水が流れ出す両併川と白川のちょうど合流地点にあります。熊本平野まで達する一級河川である白川もこの地点まではさほど水量は多くなく、しかし竹崎水源から流れ出る湧水を含む両併川が加わると南阿蘇村の多くの田を潤すほどの水量を誇る川となります。
田んぼへ到着すると、すでに松田さんがササニシキの田植えを始めておりました。遠目から見ても分かるでっかいシルエット。この小さな変形田に似つかわしくない8条の田植え機です。
松田さんはこの周辺の営農組合のオペレーターとして日々田植え作業を行っており、この田植え機もその組合所有のものとなります。短期間で多くの枚数の田植えをこなす必要があるので8条の田植え機なのです。当店も8条の田植え機なのですが、6条と8条だと植えるスピードはもちろん。苗を積み込む回数も少なくていいし、最後の枕の植え付けも1周でいいので、全体では2倍くらいの速さで作業が進むんですよね。
しかしモアイの横顔のような形をしている1反ほどの田んぼにはさすがに大きすぎるため、植え付け部を畦や排水口にぶつけないよう、李恵さんが後方や側方を確認しながら慎重に作業していきます。
すぐ横を流れる両併川には用水堰が設けられており、ここから久木野地区を中心とした水田およそ350haに農業用水を提供します。
夏場はもちろん除草の日々。今回は写真を撮りに行けませんでしたので李恵さんに写真をいただいたのですが、そこには衝撃の姿が。
遠目で分かりにくいですが、除草機をかける松田さんの後ろに素っ裸で除草を行う子どもの姿が写っております。これは除草を手伝ってくれる地元の妖精・・・ではなく、松田さんのお子さん。なぜか除草中に勝手に服をどんどん脱いでいったそうです。
田んぼへ到着すると、すでに松田さんがササニシキの稲刈りを始めておりました。遠目から見ても分かるでっかいシルエット。この小さな三角田に似つかわしくない5条刈りのコンバインです。
松田さんはこの周辺の営農組合のオペレーターとして日々稲刈り作業を行っており、このコンバインもその組合所有のものとなります。短期間で多くの枚数の稲刈りをこなす必要があるので5条刈りのコンバインなのです。当店も5条のコンバインなのですが、4条と5条だと刈るスピードはもちろん。籾を排出する回数も少なくていいし、排気量も馬力も大きく詰まりにくいので、全体では2倍くらいの速さで作業が進むんですよね。と、ここまで田植え機の文章をそのままコピペしましたが、よく考えたら当店はコンバインなんて持ってませんでした。
田植えは植え付けが歪まないようにゆっくりと行う必要があるのですが、コンバインはそこまで繊細ではないのでさらに作業が早く、この1反ほどの田んぼは変形田で時間がかかるものの、それでもほんの20分ほどで刈り終わってしまいました。
なお、この田んぼのササニシキはこれまで私が見た中でもっとも分けつが多く、これは収穫量もかなり多そうです。松田さん曰く、ここは松田さんが作るまで長年耕作放棄地だったため高い地力が保たれており、かつ、白川と両併川と間に位置するため大昔から川の氾濫を繰り返してきたことによって元々肥沃な土地なのではないか、とのこと。なるほど、「エジプトはナイルの賜物」と言いますが、ここ南阿蘇村の両併地区では・・・ええと、うまい言い回しが全く思いつきません。