Asononaka Store
2018阿蘇のなかストア 平成30年度産商品ページ

阿蘇のなかストアが作る、無農薬・無施肥栽培のお米

平成30年度、熊本阿蘇産。阿蘇のなかストアが作る、無農薬・無施肥の自然栽培米。

この商品の生産情報

阿蘇のなかストア

生産者

阿蘇のなかストア

品種

ササニシキ、あきまさり、亀の尾

生産地

ササニシキ / 熊本県阿蘇市一の宮町坂梨
亀の尾 / 熊本県阿蘇市永草
あきまさり / 熊本県阿蘇市一の宮町宮地、中通

農薬の使用

使用なし

肥料の使用

使用なし

農薬不使用の年数

ササニシキの圃場 / 27年以上または1年目
亀の尾の圃場 / 3年目
あきまさりの圃場 / 2〜5年目

化学肥料不使用の年数

ササニシキの圃場 / 27年以上または1年目
亀の尾の圃場 / 3年目
あきまさりの圃場 / 2〜5年目

肥料不使用の年数

ササニシキの圃場 / 4年目または1年目
亀の尾の圃場 / 3年目
あきまさりの圃場 / 2〜5年目

今年の米作り

さて、2018年も米作りが始まります。
今年はいつものササニシキ、亀の尾に加えて「あきまさり」という品種を作ってみることにしました。
あきまさりの品種特性としまして、食味はヒノヒカリと同等(基本的にヒノヒカリはコシヒカリより美味しい)とされ、収量も良いことが挙げられます。

・・・が!!そんな特徴は二の次で、当店にとって最も重要なのは「晩生品種」ということです。ヒノヒカリよりも出穂が1週間以上も遅いんですね。
当店では除草作業の分散のため、早い品種(ササニシキ)と遅い品種で分けているんですが、昨年植えた「森のくまさん」は遅く植えるとやたらと収量が低くなってしまいまして、これに変わる品種を探していたところ、ちょうどあきまさりというピッタリの品種を見つけたのです。

あきまさりは平成17年から熊本県で奨励品種、つまり「この品種は優良だからどんどん作ってよ!」ということになったのですが、阿蘇ではだれも作っていると聞いたことがないので、とりあえず作ってみることにします。

事前準備

種籾の準備

まずは種籾の準備から。
昨年の稲刈り時に自家採種しておいた籾を唐箕にかけて、藁クズや小さいお米を吹き飛ばします。
籾は浸種する前に喜多ライスセンターで温湯消毒。60℃のお湯に10分浸すことにより、農薬を使わずに病原菌を殺菌します。
消毒が終わったらそのまま浸種。籾を水に10日間ほど浸けて目覚めさせます。

唐箕を使って風の力で種籾を選別 唐箕を使って風の力で種籾を選別

毎年恒例、南阿蘇での温湯消毒 毎年恒例、南阿蘇での温湯消毒

苗代の準備

さて、種籾を浸種して種まきを行うまでの10日間で田んぼに苗代を作るのですが、今年はいろいろ変更を加えました。

まずは排水の溝掘り。昨年は苗代に苗箱を設置した直後から雨が降り続き出芽にずいぶん影響が出まして、苗代における初期排水の重要さを痛感しました。ということで今年はきっちり排水溝を作ろうと思ったのですが、トラクターにつける「溝掘り機」は高いので、レンタルしたバックホーで溝を掘ることにしました。

次の変更点は苗箱の設置部分。いつもは代掻きして水をある程度含んだ土に苗箱を設置するのですが、今年はロータリーで耕した土にハンドローラーをかけて、足跡がつかないくらいに固めました。
これは「水稲成苗ポットの置床鎮圧育苗(別名:楽ちん育苗)」と呼ばれ、ポット苗のシェアが高い北海道では比較的メジャーな方法のようです。

「楽ちん」という通り、固い地面の上で苗並べの作業ができるので、ずいぶん楽でした。実際、今年は3000枚以上苗箱を並べたのですが、並べるだけなら一人で作業できましたし、その後のビニール&不織布がけも半分以上は一人でしました。足が汚れないので苗箱の上をまたいで反対側に行けるんで一人でも捗るんですよね。
苗の成長具合も代掻きした土と全く変わらなかったため、来年以降もこの方法で苗代を作ろうと思います。

バックホーでしっかりとした排水溝を掘る バックホーでしっかりとした排水溝を掘る

ハンドローラーで苗床をかっちり地固め ハンドローラーで苗床をかっちり地固め

苗代の内側の溝は1連にしたプラウで掘る 苗代の内側の溝は1連にしたプラウで掘る

外から畦塗り機で壁を作って完成! 外から畦塗り機で壁を作って完成!

こんな量でも一人で難なく並べることができる こんな量でも一人で難なく並べることができる

育苗中はこんな感じ 育苗中はこんな感じ

田植え

機械が壊れて遅れに遅れた

今年はとにかく機械の頭を悩まされた年でした。

まず代掻きを行う「ハロー」という機械が3回壊れ、その度に部品を取り寄せて修理を行い、1週間ほど田植えが遅れました。
さらに田植えを始めたところ、田植機が壊れ、これまた部品を取り寄せて修理するのに1週間かかり、結局全体で2週間以上も田植えが遅れました。

育苗はとても調子が良かったので予定通りに田植えできそうだったのに、まさかこんなに連続して機械が壊れるとは・・・。5月末に植える予定だった田んぼも6月20日頃に田植えしましたからね。やはり農機具は“農閑期に機械を整備しておく”ことが重要ですね。

救いだったのは、「ポット苗の苗代育苗」だったため、田植えが20日遅れようが苗が全く老化しなかったことです。

今年から借りた田んぼで田植え中 今年から借りた田んぼで田植え中

軽トラでも200枚の苗箱が乗ります 軽トラでも200枚の苗箱が乗ります

除草

1ヘクタールを1時間半で除草!?

昨年から3輪の乗用除草機で除草を行っているのですが、昨年の4条タイプから新たに購入した8条タイプ(あめんぼ号)へ変更しました。
4条であれば1条が33cmですので、一度に132cmづつ除草できますが、8条であればこれが倍、264cmづつ除草できます。1往復で528cmですよ。単純計算で3反の田んぼを6往復もすれば除草完了となります。

しかも除草は最高速度で行いますし、田植えみたいに苗の積み込み作業もないので、最初から最後までノンストップで行えば、ななな、なんと!3反の田んぼをたった25分で除草できるのです!ということは、3反3枚、約1haの田んぼを1時間半で除草できるんですね。アイヤー、これは楽勝ネ。

ということで、今年は一日で最大5haの除草を行い、しかも乗用なので歩行式のように田んぼの中を歩く必要もなく、しかもしかも除草機にスマホホルダーをつけてネットフリックスで「ゲーム・オブ・スローンズ」を見ながら、という、まるで貴族のように優雅に除草作業を行いました。

除草結果ですが、やはり「水」でずいぶん変わってきます。農業用水の量が多く、常に一定の、できれば10cm以上に水深が保てれば、除草機だけで草はほとんど抑えることができます。しかし、水が少なく水深が浅くなりがちな田んぼは、たとえシーズンに20回除草機をかけてもヒエが生えてきます。
今年は8.5ha、33枚の田んぼで米作りを行い、全て一人で除草しましたが、水の多い20枚の田んぼでは雑草はほとんど生えず、水の少ない13枚の田んぼでは結構なヒエが生えていました。
水の少ない田んぼでどう雑草を抑えるかが今後の課題です。一度干上がって土が固まると、もう除草機が全く意味をなさないので、条間だけでも軽く耕起できるような除草機があるといいんですが。

除草する店長。

草丈20cm、5葉の成苗。活着も早い 一度に8条も除草できるのでとても早い

苗がたくさん必要なのでとにかく積み込む 条間は転車で、株間はスパイラルローラーで除草

稲刈り

田植えが遅れたので、稲刈りも10月中旬から始まりました。
今年も「喜多いきいきくらぶ」のメンバーである笠野さんにコンバインをお借りし、ササニシキの田んぼから稲刈りスタート。

今年は大型の台風が何度もきたのですが、幸いなことに被害はなく稲も倒れてないので、4条刈りのコンバインで刈れば一人で籾の運搬までしても一日1haは刈れました。

稲刈り中の店長。

稲刈りが遅れたので急いで稲刈り中 稲刈りが遅れたので急いで稲刈り中

籾をフレコンに移してトラックで運ぶ 籾をフレコンに移してトラックで運ぶ

い、イノシシの奴め・・・!

当店の一部の田んぼは阿蘇山の麓に位置しており、森からイノシシがやってくるので、これまで電柵を張り巡らせて対策しておりました。
それでもイノシシはちょいちょい隙間を見つけては柵の中に入ってきて、鼻で畦を崩したり、田んぼの中を歩いたりしていたのですが、稲にはそれほど被害もなかったので、今年も同様の対応をしておりました。

しかし、今年はこれまでとは訳が違いました。あれは10月初旬だったでしょうか。ある日いつものように水を見に田んぼへ行くと・・・。

「・・・あれ?なんか稲少なくない?」
近づいてみると、なんと、稲が全面倒されているのです。この時期は間断かん水といって、水がなくなったら水を入れる、というような水管理を行っておりますので、毎日は田んぼに行かないんですよね。それでもこないだ来たのはほんの2日前。たった2日で、電柵の中に入ったイノシシに完全に荒らされてしまったのです。しかも1.2ha、全部。

柵を点検していくと、もう電線を繋いでいるアルミの棒がボキリと根本から折られているんですよね。電柵を折って入ってくるとなると、もう対策しようがないですね。長野訓之さんなんかは、電柵に加えて網を張ったらしいですが、それでも網の隙間に鼻を突っ込んで体を入れてくるらしいです。
イノシシの被害が大きい中国地方の一部では、周囲に金網状の鉄柵を設置して完全に入れないようにしているようですが、当店の田んぼは全周が400m以上ありますので、コストがどのくらいかかるのか心配です。計算したら、12mで1万円、ということは400mで33万円くらい、支柱も含めると40万くらいかかるようです。イノシシに倒された稲は刈れないのでその分減収し、被害額は90万円になっておりますので、コスト的には見合いますね。

来年は鉄柵の設置、狩猟免許の取得も視野に入れ、もう絶対にあいつらの好き勝手にはさせません!!

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当店のお米のこだわり

無農薬栽培の米作りの様子

無農薬栽培米のみ取り扱い 当店は農薬や化学肥料を使用せず栽培したお米のみ取り扱いしております。万が一にも慣行栽培のお米が混ざることはありません。

当店のお米の生産者

信頼できる生産者たち 有機農産物は信頼性が第一。当店では阿蘇地域の生産者とだけ取り引きを行い、さらに栽培期間中は各生産者の圃場へ月に2回以上行き、栽培の様子を直に確認しております。

米袋

無料で脱酸素剤パック お米(5kg売り)には脱酸素剤を入れて無酸素状態にすることで、輸送中や保存時におけるお米の酸化や虫の発生による品質低下を防止しています。

精米

ご注文後に精米いたします お米の精米度合は玄米、白米、7分づき、5分づき、3分づきの5種類から無料にてご選択が可能です。

白米、玄米、分づき米

玄米、白米、分づきが選択可能 お米は精米した瞬間から品質低下が始まります。当店では精米をご注文後に行うことで、できるだけ新鮮なお米をお客様の元へお届けいたします。

新着情報

令和5年度産 新米 阿蘇産 無農薬栽培米