Takeharu Aramaki
2016荒牧武治さん 28年度産商品ページ

荒牧武治さんが作る、無農薬・無施肥栽培のコシヒカリ。

荒牧武治さんが作る、無農薬・無施肥栽培のコシヒカリ。

田植え

5月13日、田植えを行う

熊本地震からおよそ1ヶ月が経った5月13日、荒牧さんが田植えを行いました。
幸い家や圃場の被害は少なかったのですが、辺りの家や駅舎の屋根はブルーシートで覆われ、家のすぐ近くにそびえる夜峰山には大きな亀裂が何本も入っているのが見えます。「大雨が降るたびに避難せんといかんけん大変ばい」と話す荒牧さんは、それでもなんとか田植えにこぎつけた安堵感からかホッした様子にも見えます。

田植えも順調に行っていきますが、ここへ来るまでは相当苦労があったとのこと。「地震で田んぼの中にかなり高低差ができた。水入れたあとに初めて分かったけん、慌てて代掻きで均したよ」とはいえ、震度7でできたズレはそうも簡単に直せるはずもなく、今でも田んぼの上と下では10cm近く差があります。「もう直す暇はないけん、冬にどうにかするしかないね。まぁ今年は田植えできただけでもよかったばい」

荒牧武治さんの田植え。

後ろにそびえる夜峰山には多くの亀裂が入る

植えたての苗。

植える直前の苗。

田植え機に苗を補給する。

6月27日の稲の様子

田植えから40日経過し除草作業も一段落する頃ですが、さすがは荒牧さん、今年も雑草が全く見当たりません。地震の影響で水が途絶えないか心配でしたが、どうやら大丈夫のようです。

6月27日の稲の遠景。

6月27日の稲の様子

7月19日の稲の様子

7月19日の稲の遠景。

7月19日の稲の様子

8月15日の稲の様子

8月15日の稲の遠景

8月15日の稲の様子。

9月24日、稲刈り

今年の米作りは最初から最後まで大変な年でした。
4月の熊本地震の後は6月から7月にかけて毎日のように豪雨が降り注ぎ、度々の避難を余儀なくされました。7月後半〜8月は好転に恵まれたものの、9月に入ってからはまた長雨。当初は稲刈りを9月13日頃に予定しておりましたが、雨で田んぼに水がたまりコンバインが入れないため、なかなか稲刈りができません。9月24日になってなんとか田んぼに入れるようになりましたが、また明日は天気が悪いようなので急いで稲刈りを行います。

田んぼへ着くと北野悦之さんがもう半分ほど稲を刈り終えていました。「まーだ水が抜け切れとらんけん地面が柔いけど刈らんとしょうがなかばい」と、ぬかるみの中、コンバインをなんとか動かしていきます。最近の大型コンバインはクローラ(キャタピラ)の幅が広いため、多少のぬかるみでも沈まずに作業できるのが利点です。

荒牧さんは軽トラに乗り込み籾を運ぶためライスセンターと田んぼを往復しています。刈り取った籾はすぐに乾燥作業を行い、次の日には籾摺りをして玄米となります。

稲の登熟を調べる荒牧さん。

稲刈りを行う北野悦之さん。

コンバインで稲を刈っていく。

コンバインにたまった籾を排出する。

運んだ籾は乾燥機に移す。

当店のお米のこだわり

無農薬栽培の米作りの様子

無農薬栽培米のみ取り扱い 当店は農薬や化学肥料を使用せず栽培したお米のみ取り扱いしております。万が一にも慣行栽培のお米が混ざることはありません。

当店のお米の生産者

信頼できる生産者たち 有機農産物は信頼性が第一。当店では阿蘇地域の生産者とだけ取り引きを行い、さらに栽培期間中は各生産者の圃場へ月に2回以上行き、栽培の様子を直に確認しております。

米袋

無料で脱酸素剤パック お米(5kg売り)には脱酸素剤を入れて無酸素状態にすることで、輸送中や保存時におけるお米の酸化や虫の発生による品質低下を防止しています。

精米

ご注文後に精米いたします お米の精米度合は玄米、白米、7分づき、5分づき、3分づきの5種類から無料にてご選択が可能です。

白米、玄米、分づき米

玄米、白米、分づきが選択可能 お米は精米した瞬間から品質低下が始まります。当店では精米をご注文後に行うことで、できるだけ新鮮なお米をお客様の元へお届けいたします。

新着情報

令和5年度産 新米 阿蘇産 無農薬栽培米