2021年 荒牧武治さん

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荒牧武治さんが作る、無農薬・無施肥栽培のお米。

令和3年度、熊本南阿蘇産。荒牧武治さんが作る、自然栽培米。

この商品の生産情報

荒牧武治さん

生産者

荒牧武治

生産地

熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽

品種

森のくまさん、にこまる

農薬の使用

使用なし

肥料の使用

使用なし

農薬不使用の年数

7-8年目

肥料不使用の年数

7-8年目

除草作業

2021年6月13日、荒牧武治さんが除草作業を行っておりました。

今年は「森のくまさん」と「にこまる」の2品種を栽培している荒牧さん。田植えから10日以上経過して苗も活着したことから、機械除草を始めます。

「今年は出来が良ければいいとだけどね〜」
昨年は初夏の天候不良や秋の害虫(ウンカ)の影響で当店の生産者の多くが収穫量がとても悪かったのですが、とりわけ荒牧さんの田んぼは、農作物共済の対象、つまり被害が大きくて保険支払の対象になるほどでした。
とりあえず春の天候は非常に良かったので苗の出来も良く、ここまではとても順調のようです。農業はいつでも"人事を尽くして天命を待つ"。実りの秋の天命のため、まずは人事の除草作業に精を出します。

除草機をかける荒牧さん。 稲の様子。

夏の田んぼの様子

2021年7月28日撮影

夏の田んぼ 夏の田んぼ

稲刈り

2021年10月19日、稲刈りを行いました。

南阿蘇村の阿蘇下田城ふれあい温泉駅の裏手にある荒牧さんの田んぼへ到着すると、北野悦之さんが一人で稲刈りを行っております。荒牧さんは軽トラで籾をライスセンターへ運んでいるようです。
ほどなくして荒牧さんが戻ってきました。今年の出来は・・・なかなか良さそうじゃないですか!
「いや〜良かったですよ。ホッとしました」
昨年は稲刈りをした北野悦之さん曰く「気の毒だった」ほどに収穫量が低かった荒牧さんの田んぼですが、今年は平年並みの収穫量はありそうです。

籾運びの人手が足りないようですので私も少しお手伝い、軽トラで籾をライスセンターへ運びます。ライスセンターで籾を乾燥機に張り込みしたら一晩乾燥させ、一定の水分量まで乾燥したら籾摺り、選別、袋詰めを行います。

次の日。袋詰めしたお米をさっそく当店へ運んできた荒牧さん。今年当店へ納入されるお米の数量は・・・・約1,800kg。昨年はなんと210kgだったので、9倍近くも収穫量が多かった計算になります。去年は収量が反1俵もなかったですもんね。
「うん、今年初めて作った"森のくまさん"も”にこまる"もどちらも出来が良かったよ」
荒牧さんの作った「森のくまさん」と「にこまる」はいずれもヒノヒカリを超える品種を目指して開発され、その食味が評価された(どちらも過去特A評価を獲得)ことから、熊本県でもどんどん栽培面積が増えている品種です。

コンバインで稲を刈る様子。 コンバインに稲をかける。 収穫した籾をコンテナに移す。 ライスセンターの様子。
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