生産者
ASO北外輪ファーム
生産地
熊本県阿蘇市狩尾
品種
ヒノヒカリ
農薬の使用
使用なし
肥料の使用
使用なし
農薬不使用の年数
有機JAS認定ヒノヒカリ / 3〜7年目
ヒノヒカリ / 2年目
化学肥料不使用の年数
有機JAS認定ヒノヒカリ / 3〜7年目
ヒノヒカリ / 2年目
肥料不使用の年数
いずれも1年目
今年もASO北外輪ファームの米作りが始まりました。
ASO北外輪ファームには5名の生産者がおりますが、それぞれで苗を育苗します。中川敬士さんは自宅敷地にあるハウスで育苗を行っております。2017年5月16日、写真を撮りに行くと、ハウス内にぎっしりと並べられた苗はすっかり伸びておりました。あと1週間ほどで田植えとなります。
2017年5月下旬にそれぞれヒノヒカリの田植えを行いました。
今年から全メンバーが無施肥栽培に切り替えたため、苗土にも肥料を一切使用しておりませんが、苗の成長はみなさん上々のようです。
メンバーのみなさんはヒノヒカリの他にもコシヒカリ、森のくまさん、もち米、酒米など様々な品種を栽培しており、コシヒカリの田植えは済んでおりますが、他の品種の田植えはまだこれからが本番です。
2017年7月2日、荒井弘さんが自宅下にある田んぼの除草作業を行っておりました。
この田んぼは昨年の熊本地震で田んぼ内に高低差ができたため、田んぼ奥の地面が高くなったところは雑草が繁殖しやすくなっております。雑草の多い部分を念入りに手押しの雁爪で除草していきます。
熊本地震から1年と3ヶ月が経過し、周囲の全壊・半壊した住宅などもすっかり取り壊され、近くを流れる川の堤防も修復が進んでおりますが、組合名の由来ともなった阿蘇の外輪山は土砂が崩れたままの非常に危険な状態となったままです。
同じく2017年7月2日、鎌倉さんの田んぼでも除草作業が行われておりました。
鎌倉さんはご病気後退院され、田植え機に乗っての作業などは行いましたが、体力仕事はまだ止められておりますので、昨年同様お知り合いの方に除草作業を頼んでおられます。除草機の掛け方を念入りに指導し田んぼの様子を確認しておりました。
中川敬士さんの田んぼ
中川敬士さんの稲の様子
荒井弘さんの田んぼ
荒井弘さんの稲の様子
2017年10月24日、坂梨祐一さんのヒノヒカリの稲刈りを行いました。
本日は平日のため坂梨祐一さんはお仕事ですのでご不在。コンバインには鎌倉善光さんが乗り込み、籾の運搬は坂梨祐一さんのお母さんが行います。
これまで10日間ほど雨が降り続いていたので田んぼに水が溜まっているかと思われましたが、この田んぼは水はけが良いため稲刈りができそうです。
「今年は草が多かったけん、草取りが大変でした」と坂梨祐一さんのお母さん。親子二人での除草作業の甲斐あって、ヒエ一本見当たらない素晴らしい出来栄えとなっております。
2017年10月26日は中川敬士さんの稲刈りを行いました。坂梨祐一さんの稲刈りを行った2日前まではまだ田んぼに水が溜まっていたので稲刈りできませんでしたが、その後晴天が続いたので水もすっかり引いております。
本日もコンバインのオペレーターは組合長の鎌倉善光さんです。中川敬士さんは自宅内にある籾摺り施設で籾の搬入と乾燥作業を行いっておりますので、中川さんの奥さんが手刈りや籾の運搬を行います。
この田んぼはヒエは少ないけどコナギが多い、と中川さんの奥さん。「かなり田んぼに入ったばってん、取り切れんでした」とおっしゃいますが、稲も立派に分けつしており、稲の収量には全く影響はなさそうです。
ASO北外輪ファームの「有機JAS認定ヒノヒカリ」につきましては有機JASの認定を受けており、玄米30kg袋には有機JASの認定を示すシールが貼ってあります。
一方で、5kgでの販売の場合は有機JASの「有機農産物の小分け業者」の認定の都合上、当店では袋にシールを貼ることができません。そのため有機jASシールなしでの販売となります。あらかじめご了承のほどお願いいたします。